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シネ・アミューズ
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Seventh Anniversary
11月22日(土)より、、シネ・アミューズにてレイトショー公開

11月29日上映後、挿入歌を歌う Cuetracks のアコースティックライブ開催(ゲスト:小山田サユリ)
2003/日本/76分/ステレオ
イントロダクション
 『GO』で2001年日本アカデミー監督賞を受賞、その後浜崎あゆみの『月に沈む』(02)や『ロックンロールミシン』(02)を発表し、一躍注目を浴びた行定勲監督。企画・制作ともに加わり、自らの世界観を思う存分表現している新作、『Seventh Anniversary』。
 部屋いっぱいに転がるミネラルウォーターの空ボトル。苦しむ主人公ルル。そこからこの物語は始まる。ルルは失恋すると体の中にしこりができる。そのしこりは2、3日すると石になって出てくる。そして7回目の失恋、7つ目の石“Seventh Anniversary”。本気の恋、純粋な恋ほど美しい“石”が生まれる。この“石”がブームになり、日本中の女の子達は失恋の痛みが“石”になることで恋愛の価値を測ろうとし、自分の存在をも無価値ではないことを知ろうとする。また相反して“石”を売買する大人たちの存在という、現代社会における恋愛の軽薄さや人間の貧欲な部分をもシニカルな視点で描いている。“石”ブームに巻き込まれていくルルと“石”を巡る様々なストーリーをポップで暖かいタッチで描く、失恋ファンタジーの登場だ。
 主人公ルル役に、『オー・ド・ヴィ』(03)、『アカルイミライ』(03)、『船を降りたら彼女の島』(03)などで不思議な存在感とオーラを放ち、本作で行定監督作品には初出演となる小山田サユリ。ルルを見守る幼なじみに柏原収史。共演に秋本奈緒美、津田寛治、水橋研二、武田真治、池内博之、豊原功補など錚々たるメンバーが顔を揃えた。スタッフ陣は撮影に福本淳、録音に伊藤裕規、照明に市川徳充、編集に今井剛、音楽にMOKU、と行定組の顔ぶれが集結した。
ストーリー
 ルルは、失恋するたびに体の中に石ができる。そして7回目の失恋。彼女から生まれた石は少し大きく、綺麗だった。ルルはその石を“Seventh Anniversary”と名前を付け指輪にしていた。
 ルルの部屋のタイル貼りの壁には、石の入った小さなビンが標本のように飾られていた。このことがマスコミで取り上げられ、日本中の女の子の間で失恋をし、美しい石を生み出すことがブームとなる。やがてルル自身も注目され、彼女を取り巻く環境が次第に変化していく。
スタッフ
キャスト
監督:行定勲
プロデューサー:佐谷秀美/鳥澤晋
脚本:伊藤ちひろ
撮影:福本淳
照明:市川徳充
録音:伊藤裕規
美術:島根裕子
編集:今井剛
音楽:MOKU
制作:SUPLEX INC./mouchette
配給:スープレックス/リベロ
ルル:小山田サユリ
天平:柏原収史

奥貫:津田寛治

ルルの先輩・ナナ:秋本奈緒美

ナナの彼氏・潤:水橋研二
夏生:堀北真希

取りたて屋兄貴分:豊原功補
有沢:手塚とおる

堀江慶
池内博之
武田真治
美波
中島ひろ子

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