後列左から津田寛治さん、秋本奈緒美さん、豊原功補さん
前列左から小山田サユリさん、柏原収史さん

　２００１年に公開された『ＧＯ』で日本アカデミー賞監督賞を受賞した行定勲監督が企画の段階から参加した最新作『Seventh Anniversary』が11月22日にシネ・アミューズで初日を迎え、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
　ハードなスケジュールの中で撮影がおこなわれたそうで、天平を演じた柏原収史さんは、「スタートがかかって、カットになるまでが異常に長くておかしいなと思ったら、監督が寝てましたね」と撮影の裏話を披露。主人公・ルルを演じた小山田サユリさんは「このお話はピュアだったり、純粋だったりするんですけど、切なくて報われない話でもあるので、そういう想いを感じていただければありがたいと思います」と映画を観る方へのメッセージを語りました。
　また、映画本編の上映前には、舞台あいさつには出席できなかった行定監督からの映像メッセージも上映されました。

「綺麗なんだけど磨かれていない原石みたいな脚本が、映画化されるとまた別のものになっていたので、その変化の仕方も面白いと思いました」と津田寛治さん

「ルルは純粋で無垢な女の子で、演じていてすごく楽しくて、ずっとルルでいたいと思ったくらい思い出深い作品です」とルル役の小山田サユリさん

「今日はこんなハードな髪型をしてますけど、映画の中ではルルを見守る優しい男です(笑)」と天平役の柏原収史さん

「役者さん同士がコミュニケートを取って、深く作り上げていくことって最近はあまりないので、すごく楽しかった」と秋本奈緒美さん

「非常にピュアな純粋な話だなあと、脚本を一読して好きになりました。ピュアな世界を存分に楽しんでください」と豊原功補さん

『Seventh Anniversary』は渋谷シネ・アミューズでレイトショー公開中。 　11月29日には、挿入歌を歌うCuetracks のアコースティックライブがおこなわれます。 Seventh Anniversary 公開記念ライブ ■ 11月29日（土）『Seventh Anniversary』本編終了後 ■ 出演：Cuetracks／ゲスト：小山田サユリ