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昭和60年9月11日、日本中が注目した「ロス疑惑」の渦中の人物、三浦和義が逮捕された…。多額の保険金、愛人の失踪、そしてなにより三浦和義という人物が日本中を疑惑の渦に巻き込むのに格好の題材であった。当時マスメディアが映し出す和義の姿は、無罪を訴えれば訴えるほど人々の目には滑稽に映り、疑惑は日に日に深まっていった。そしてこの男の無罪を認めなかった。
逮捕後、一審では無期懲役の判決を下される。しかし和義は無罪を信じ第二審東京高裁で「銃撃事件」で見事逆転無罪を勝ち取る。「殴打事件」では最高裁判決懲役6年となるが、平成15年3月5日「銃撃事件」殺人罪について最高裁判決無罪を勝ち取るのである。全てを失った和義の長期にわたる壮絶な戦いは終わった…。それはなくなった妻に対する愛なのか? 自分を守るための執念なのか? 本当の真実は明らかになったのか…。
日本中が疑惑の目を向けた男・三浦和義に扮するのは映画、ドラマ、バラエティなど幅広く活躍する高知東生。当時、和義と共に注目された後妻・良枝には映画、ドラマ「ショムニ」などで活躍中の宝生舞が扮し、甲斐甲斐しく和義を支える姿を見事に演じている。そして今、もっとも注目を浴びる若手俳優「ウルトラマンコスモス」「雫」の杉浦太陽が和義の無罪を信じるフリーライター中田五郎に扮し、本作のストーリーテラーとしての役割を果たしているのも見逃せない。監督は本作が劇場映画初監督となる東真司。三浦氏本人を中心に当時の関係者に入念なリサーチを繰り返し、本作を制作しながら真実を追究しようともがいている様が作品からうかがえる。
「三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実」。2004年夏、再び観るものを疑惑の渦に巻き込む!
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昭和56年11月18日ロスアンジェルスで強盗に銃撃され妻を失った三浦和義(高知東生)。事件から一年後、貿易商を営み後妻の良枝(宝生舞)と新たな生活を送る和義の元に掛かってきたマスコミからの1本の電話…。愛人と共謀し、妻を保険金目当てで殺害したという疑惑…。その日から始まった執拗なまでのマスコミの取材攻撃。地位も名誉も失いながら、ひたすら無罪を訴える和義。しかし反論むなしくついに和義は逮捕され、事件にピリオドが打たれたかに思われたのだが…。
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企画:東真司
プロデューサー:大泉恵
アソシエイトプロデューサー:toshi
脚本:蠣殻桃蔵
撮影:境哲也
照明:斎藤志伸
録音:飴田秀彦
監督:東真司
制作:ヒューマンタッチ
製作・配給:三浦和義事件製作委員会
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高知東生
宝生舞
杉浦太陽
乱一世
蛍雪次朗
村野武範
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