fjmovie.com
関連リンク
公式サイト
函館港イルミナシオン映画祭公式サイト
関連記事
2003年度函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞受賞作決定
トップページ
Movie Box-ing

10月30日(土)よりテアトル池袋にてレイト・ロードショー

2003年/67分
イントロダクション
 街が丸ごと撮影所のような街・函館で毎年開催されているユニークな映画祭、函館港イルミナシオン映画祭。その一環として1996年から開催されている「シナリオ大賞」は、これまでに『パコダテ人』『オー・ド・ヴィ』という作品を生み出してきました。そのシナリオ大賞2002年度の短編部門受賞作3本を映画化したのが『Movie Box-ing』。新人脚本家の作品を期待の新鋭監督が撮るという意欲的な試みが結実し、傑作短編が3本生まれました。
 とにかく走って走りまくる『Run-ing』は、人気ロックバンドPENICILLINのGISHOとして音楽活動を続け、本作をきっかけに映像クリエイターとしても活躍している大滝純の初監督作品。MTV感覚でたたみかける映像が心地よい、ちょっとシュールなワンシチュエーションストーリー。
 『自転少年』は子供たちのワンダーランドを皮肉と愛情を込めて描いたシニカルコメディ。中編作品『自転車とハイヒール』(02)、『紀雄の部屋』(04)が劇場公開され、期待の映画監督深川栄洋が監督。山寺宏一、つぐみなど脇役陣も光ります。
 『巡査と夏服』は夏の風景の中に佇む恋人たちのせつない想いがじわーんと胸に染みてくる青春映画。OLをしながらニューシネマワークショップで映画を学び、長編『アニムスアニマ』(05年公開予定)でニュータイプの女性監督として注目を集める斉藤玲子監督作品。お笑いユニット・シャカの大熊啓誉が巡査役を、秋のNHK朝ドラマ「わかば」のヒロイン・原田夏希が女子高生役をそれぞれ好演しています。
 それぞれ特色がありバラエティに富む3本が、ついに劇場のスクリーンの上で火花を散らします。
ストーリー
Run-ing (2002年度シナリオ大賞グランプリ受賞作品/18分)
足の遅い陸上部員(平松豊)、階段から落ちて流産した女子高生(岡田めぐみ)、家族と離れて暮らす着ぐるみのクマ(はじ)、成績の悪い営業マン(山田幸伸)。4人は、組織からカバンを盗んだ男(緋田康人)を狙う殺し屋(天田暦)の銃声を合図に走り出す。そしてそれぞれの想いを抱きゴールするが、そこには…。

自転少年 (2002年度シナリオ大賞準グランプリ受賞作品/21分)
小学生のヨシオ(堀水優)はクルクル回るのが大好き。放っておくと、ところ構わず回っている。クラスで決めた「ヨシオくんはまわらない」という学級目標も守れない。ある日、お父さん(山寺宏一)がケガをしたのをきっかけに「ボクはもうまわりません」と宣言するヨシオ。本当にヨシオはもう回らないのか!?

巡査と夏服 (2002年度シナリオ大賞川本三郎受賞作品/27分)
海辺の田舎町の巡査、信吾(大熊啓誉)。東京で就職活動をする恋人の千鶴(福田明子)、大学受験のため勉強に明け暮れる麻里子(原田夏希)。夏祭りの前日、信吾は洋品店のガラスを割った麻里子を追跡し、つかまえて話をすると、夏祭りと千鶴をめぐる青春の思い出がこぼれ出していく。翌日3人は…。
スタッフ
キャスト
エグゼクティブプロデューサー:横濱豊行/河井信哉
監修:飯田譲治
プロデューサー:松岡秀作/松本英晃/斎藤悠介

『Run-ing』
脚本:島田友樹
監督:大滝純
撮影:田中創
音楽:O-JIRO
プロデューサー:松岡秀作
制作:アミューズ

『自転少年』
脚本:一法師誠
監督:深川栄洋
撮影:鍋島淳裕
音楽:あがた森魚
プロデューサー:武藤起一/露木栄司
制作:アミューズ/ニューシネマワークショップ

『巡査と夏服』
脚本:栗原裕光
監督:斉藤玲子
撮影:三木本久城
音楽:ライオンメリイ
プロデューサー:武藤起一/竹平時夫
制作:アミューズ/ニューシネマワークショップ


企画・製作:オメガ・プロジェクト
制作:アミューズ/ニューシネマワークショップ
企画協力:函館港イルミナシオン映画祭
配給:オムロ
配給協力:ニューシネマワークショップ
『Run-ing』
平松豊
岡田めぐみ
山田幸伸
緋田康人
はじ
天田暦

『自転少年』
堀水優
濱野瑞帆
佐藤真弓
山寺宏一
つぐみ

『巡査と夏服』
大熊啓誉(シャカ)
原田夏希
福田明子

サイト内の画像・文章の転載はご遠慮ください fjmovie.com トップページ 作品情報一覧