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LOVEHOTELS ―ラヴホテルズ―

2006年6月3日(土)より、テアトル池袋にてレイトショー

2006年/日本/HD24P/104分
イントロダクション
 日本では良く知られた存在のラブホテル。今では一般のカップルも利用し、雑誌で特集されたり、おすすめのラブホテルを紹介するムックなども数多く存在し、もはや私たちの日常の中では普通の存在です。
 そんな日本独特のカルチャーであるラブホテルをテーマにした映画が誕生しました。ラブホテルで起こる出来事や会話は、その空間にいるふたりだけのものであり、むき出しの感情や体がそこにはあるのです。
 4人の女性を主人公とした4つの物語。それぞれの物語で主演をつとめるのは、ドラマ「ドラゴン桜」「おいしいプロポーズ」などで人気上昇中のサエコ、自ら監督のもとを訪れて主演作を撮影してもらうプロジェクト“就活女優”を展開する実力派・原田佳奈、グラビアなどで活躍し男性からの圧倒的な人気を誇る三浦敦子、映画からファッション誌のモデルまで幅広く活動を続ける片山けいの4人。
 個性が光る4人の女優たちを演出したのは村松亮太郎。本作が劇場公開映画デビュー作となりますが、すでにショートフィルムが海外の映画祭で多数ノミネート・受賞しており、斬新な映像日、編集のリズム感や登場人物の丁寧な心理描写は海外でも高い評価を得ています。
 そして女優たちの脇を固めるのは実力派の俳優たち。ベテランの榎木孝明、木下ほうか、若手実力派の高橋一生、独特の存在感が際立つ中野英雄らが個性あふれる演技力をいかんなく発揮しています。
 今後、日本映画を引っ張っていくであろう新しい才能と、実力派揃いの俳優陣にもぜひご注目ください。
ストーリー

SUZUKO's STORY -SWEET OPTIMISM-
クリスマスのラブホテル。スズコ(原田佳奈)のもとに同時にやってきたふたつのクリスマス。
601号室には先約の男。答えは「YES」しかなかった。誘ってくれただけで嬉しかったから。
304号室には駆け込みの男。不意打ちだった。こんな素敵な人に誘われるなんて思っていなかったから。
エレベーターにはピザガール。デ・ジャヴだった。ラブホにひとりでデリバリーするのは、去年までの自分だから。
「焦燥」「混乱」「言い訳」「本音」「甘い想い」は「甘い考え」
去年までのクリスマスはひとりっきり。でも、今年のクリスマスは…ふたり。

SAKURA's STORY -BLUE-
 田舎町に住むサクラ(片山けい)、トオル、美咲。3人は学生時代からの同級生。トオルと美咲はすでに結婚し、5歳になる息子がいる。
 サクラとトオルはいつしか不倫の関係になっていた。学生時代からトオルのことが好きだったサクラ。トオルは、今となっては「やっと手に入れたオトコ」。
 ある日、ふたりの関係が美咲にばれてしまう。そこでサクラはある決断をする。それが彼女なりの「彼を手に入れる方法」だった…。

SACHI's STORY -SKIN-
 7年ぶりにタクが帰ってきた。サチ(三浦敦子)とタク(嶋田達樹)はトモダチ。だけど、昔からカラダの関係でもあった。しかし、タクのある告白からふたりの関係が動き始める。
 ある日、サチはユウジ(佐藤祐基)に愛を告白され、体を許してしまう。でもユウジとは付き合えないサチは、ユウジのココロを傷つけてしまう。結局、サチはタクを呼び出し激しく体を求める――。

Ai's STORY -ANTI SEX-
 ラブホ経営者の娘・愛(サエコ)。そんな愛は「セックス」「男と女」が苦手。「男と女ってば、すぐセックスかよ。それしかないんかい!」。そんな愛が父親の死をきっかけにラブホを継いで働くことに。セックスだらけの現実を目の当たりにして、うんざり。
 そうこうして季節は巡り、ラブホという場所で「いろいろな人生」を知る愛。だけど「セックス」と「男と女」だけは受け入れられない。明日でラブホを継いで1年となる日、愛に転機となる事件が訪れる!?

スタッフ
キャスト
監督・脚本・編集:村松亮太郎

エグゼクティブ・プロデューサー:梅村宗弘/村松亮太郎/松下順一
プロデューサー:三浦修
共同脚本:小林恵美/田中明子
撮影監督:藤田秀紀
録音:古茂田耕吉
美術:小松麗
CG:中村大輔
サウンドデザイン:小林恵美
音楽:KOTARO
主題歌:LENA PARK「The Gold Within」(SPARKS RECORDS)
ヘアメイク:橋本京子/徳竹春美/小戸紀代子/大工廻タチアネ直美/原真美
スタイリスト:石橋瑞枝

製作:ネイキッド/セガ/アートポート
配給:アートポート
宣伝:アートポート/ネイキッド
愛:サエコ
スズコ:原田佳奈
サチ:三浦敦子
サクラ:片山けい

春樹:高橋一生
浦坂盛夫:榎木孝明(特別出演)
ベテラン:木下ほうか
ソウ:中泉英雄
ユースケ:田村圭生
タク:嶋田達樹
ユウジ:佐藤祐基
マキ:鈴木美生
ミツル:マイケル富岡(特別出演)

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