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答えは波が教えてくれる――。
『RAINBOW DRIVEINN』は、ハワイ島を舞台に人生に悩む若者たちのキラキラ眩しい青春ストーリーだ。
モデルとして活躍し、大沢たかおとのダブル主演となった『天使の牙 B.T.A』を皮切りに『CASSHERN』『変身』などで常に新しい魅力を感じさせる佐田真由美が、ハワイの海を通して人間的に成長を遂げる主人公・夏実を抜群のプロポーションと繊細な表現力で演じている。本作では主演だけでなく劇中歌にも参加し、音楽でも非凡な才能を感じさせる。
準主役のティナを演じるのはファッション誌やサーフィン専門誌で若い女性を中心にカリスマ的人気を得ているプロサーファーのアンジェラ・マキ・バーノン。教則DVDを発売するほどの実力の持ち主だけに、ダイナミックなサーフィンシーンは圧巻の一言。脇を固める人気急上昇中の井坂俊哉や佐々木梓の瑞々しい演技も見逃せない。
オールハワイ島ロケで時間をかけて丁寧に撮られた映像美や軽快な音楽、シンプルなストーリーは、オーソドックスながらも繰り返し何度も観たくなるサーフィン映画の傑作である。
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水中カメラマンの夏実(佐田真由美)は、自分が何を撮りたいのかわからなくなり、本当の海を探しにやってきたハワイ島で、当てもなくぼんやりと過ごしていた。そんなある日、夏実はひょんなことから「RAINBOW DRIVEINN」というロコモコ自慢の店で働くことになる。地元育ちの店員ティナ(アンジェラ・マキ・バーノン)と、サーフトリップで来てそのままハワイに居ついている龍太(井坂俊哉)と仲良くなり、時間があればサーフィンに明け暮れる毎日を過ごす。そして失恋から立ち直ろうと日本からやってきたニキ(佐々木梓)も彼らの仲間に加わる。
「男と女がひとつの波に乗って岸までたどり着けたら、その日は一緒にいていい」というハワイに古くから伝わる言い伝えを信じ、ティナへの想いを募らせる龍太。その気持ちに気付いていながらも、いつかは日本に帰ってしまう龍太との微妙な関係に悩むティナ。孤独になるのを恐れるティナは、遠く離れたオアフの出版社で働くことを決意する。また夏実もハワイの海、波、空、そして仲間と過ごす日々の中で、失いかけていた想いを取り戻し始める…。
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