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カフェ代官山III 〜それぞれの明日〜

監督:東條政利
出演:相葉弘樹 大河元気 桐山漣 馬場徹 ほか

2009年3月中旬より、渋谷シアターTSUTAYAにてレイトショー

2009年/カラー/ヴィスタサイズ/76分

イントロダクション

作品スチール

 代官山にある“カフェ・レーヴ・コンティニュエ”で働く4人の若者の夢と希望の物語「カフェ代官山」シリーズは、2008年春に第1弾『カフェ代官山 〜Sweet Boys〜』が公開され、好評を持って迎えられた。秋には、第1弾の3年前をを舞台にした“Sweet Boys”誕生を描いた続編『カフェ代官山II 〜夢の続き〜』が公開されやはりヒットを記録。そして2009年、いよいよシリーズ最終章となる『カフェ代官山III 〜それぞれの明日〜』が登場する。
 第1作の1年後からスタートする本作では、4人の若者がそれぞれに自らの明日を見出していく。
 もちろんキャストには、第1作、第2作に引き続き、現在大活躍中の4人の若手俳優が豪華共演を果たす。リーダー格のヒビキには、映画『かさぶた姫』や舞台「手紙」、ドラマ「正しい王子の作り方」など出演作が続く相葉弘樹。サーディンに初主演作『花婿は18歳』をはじめ公開作が続々控える大河元気。コトッチに映画『僕らの方程式』、ドラマ「シバトラ」「リセット」などの桐山漣。そして映画『憐 Ren』『キズモモ』のほか声優にも活動の場を広げる馬場徹が、1作目のガク、2作目のガクの父親に続き、新たな役・キョウカ役で出演し、これまでと異なったキャラクターを見せる。
 監督は、デビュー作『9/10 ジュウブンノキュウ』が日本映画監督協会新人賞の最終先行に残るなど高い評価を得た東條政利。撮影に高間賢治、照明に上保正道という日本映画界の誇るベテランスタッフを迎え、美しい映像で人気シリーズ最終章を飾る。
 ダンスや琴演奏、パティシエ対決など、見どころもたっぷりの最終章は、未来への希望が眩しい感動の物語だ。

ストーリー

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 代官山にあるカフェ・レーヴ・コンティニュエ。この店では、つまみ食いの常習犯だがケーキ作りの腕は確かな一条・サーディン・鈴太郎=サーディン(大河元気)、琴占いでいろいろなことをズバリと当てる三浦未琴=コトッチ(桐山漣)、ダンスが得意なリーダー格の芝田響=ヒビキ(相葉弘樹)が働いていた。そして、かつてともに働いていた石川楽=ガク(馬場徹)の記憶は、3人の中に今も深く刻まれていた。
 恒例のクリスマス・イブのパーティーの最中、サーディンの父が倒れたという連絡が入る。牧師である父に代わって翌日の礼拝をおこなうため、サーディンは実家に戻ることになった。さらに、ガクに瓜二つの従兄弟・湊川恭歌=キョウカ(馬場徹:二役)が店に現われる。ガクの「この店で一緒にパティシエを目指さないか?」という手紙を受け取ってやってきたのだ。
 菓子作りの腕は確かだが自分勝手な性格のキョウカに業を煮やしたヒビキは、キョウカとパティシエ対決をおこなう。接戦の末、勝ったのはヒビキ。ヒビキは敗れたキョウカを店の方針に従わせるつもりだったが、キョウカは旅に出てしまう。
 キョウカがいなくなり、新年を迎えたカフェ。コトッチが琴の弾き初めを披露していると、弟の琴尚(桜田通)が店に現われ「宗家を継いでほしい」とコトッチに頼む。コトッチは悩みながらも宗家を決める琴対決に臨むことになる。
 それぞれの進む道に悩むサーディンとコトッチ。ヒビキもまた、パティシエとしての生き方を見つめ直しはじめていた。ヒビキ、サーディン、コトッチ、そしてキョウカ。Sweet Boysはそれぞれの明日へ向かう――。

キャスト

  • 芝田響(ヒビキ):相葉弘樹
  • 一条・サーディン・鈴太郎(サーディン):大河元気
  • 三浦未琴(コトッチ):桐山漣
  • 湊川恭歌(キョウカ)/石川楽(ガク):馬場徹

  • 三浦琴尚:桜田通
  • 品川大:日向丈
  • マスター:中原和宏

スタッフ

  • 監督:東條政利

  • 脚本:金杉弘子

  • 製作:安西崇/川城和実
  • 製作・プロデューサー:三木和史
  • プロデューサー:小筆浩美/武井潤
  • アシスタントプロデューサー:阿部研吾/島里佳子

  • 撮影:高間賢治
  • 照明:上保正道
  • 美術:嵩村裕司
  • 録音:南徳昭
  • 編集:伊藤潤一
  • 助監督:田中章一
  • 製作担当:篠原大成

  • 音楽:遠藤浩二

  • 協力:学校法人食糧学院東京栄養食糧専門学校
  • 製作:日本出版販売/バンダイビジュアル/ビデオプランニング
  • 制作:ビデオプランニング
  • 配給:日本出版販売/ビデオプランニング

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