
1979年、福岡県北九州の戸畑第三中学校に臨時教員として赴任してきた23歳の寺嶋美香子(綾瀬はるか)は、教頭先生(光石研)に勧められるまま、男子バレー部の顧問を引き受けた。
その男子バレー部は、平田(木村遼希)、楠木(高橋賢人)、杉浦(本庄正季)、江口(恵隆一郎)、岩崎(吉原拓弥)の5人。日頃からエッチなことばかり考えている5人は、若くて美人の美香子先生が顧問になったことに大喜びだ。美香子はさっそく練習を開始、新たに入部してきた城(橘義尋)を加えて女子バレー部と練習試合をおこなうが、結果は惨敗。それもそのはず、男子バレー部はひとつ上の中井(石田卓也)という怖い先輩にいびられたりバカなことをやらされたりで、入部してから1度もバレーをやったことがないというのだ。周りから「馬鹿部」と呼ばれているバレー部に失望し、城は部を辞めてしまった。
残った5人をなんとかやる気にさせようと、美香子は「あなたたちが頑張るなら先生なんでもするから」と宣言。「じゃあ、試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください!」という生徒のお願いをついつい承諾してしまう。
こうして“おっぱいの約束”をとりつけたバレー部員の5人は、見違えるようにやる気を出して練習に励みはじめた。1度は辞めてしまった城も、5人の熱意によって戻ってくる。
美香子も熱心に指導法を勉強して生徒たちを猛特訓し、生徒たちは着々と力を付けていく。だが、美香子は「生徒たちに勝つ喜びを教えたい」「でもおっぱいは見せたくない」という矛盾する気持ちに揺れていく。果たして“おっぱいの約束”の行方は?