戦国 伊賀の乱
監督:千葉誠治
出演:合田雅吏 柏原収史 高野八誠 島津健太郎 ほか
2009年2月21日(土)より渋谷シアターTSUTAYAにて2週間限定レイトショー
2009年/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/65分

戦国時代、忍びたちに裏切りの罠が迫る! 斬新な設定とストーリーで送る本格的“戦国サスペンス&忍者アクション”映画『戦国 伊賀の乱』がここに誕生した。
監督・脚本は、2003年公開の本木雅弘主演『巌流島 GANRYUJIMA』の監督・脚本をつとめた千葉誠治。『伊賀の乱 拘束』など、これまでも“忍び”を題材に異色時代劇を作り上げてきた千葉監督が、今回はアクションとサスペンスをふんだんに盛り込み、斬新な作品を完成させた。
主人公の“突破”を演じるのは、現在テレビドラマ「水戸黄門」の格さん役で、アクションをこなせる新たな時代劇スターとして注目を集めている合田雅吏。もうひとりの主人公、“三者”には、2008年公開の『どこにいくの?』『休暇』などで演技派として評価が高まる柏原収史。いずれも千葉監督作品には2度目の出演となるふたりが、それぞれの魅力を十二分に発揮し、異なったキャラクターの忍びを見事に演じている。
さらに“突破”と“三者”を取り巻く忍びたちには、『仮面ライダー THE FIRST』『〜THE NEXT』などの高野八誠、『伊賀の乱 拘束』『片腕マシンガール』の島津健太郎、ドラマ「ケータイ刑事」シリーズの宝積有香、ミスヤングマガジン出身の早瀬英里奈、往年のベテラン俳優、樋浦勉という豪華な顔ぶれが揃った。
登場人物全員がどんでん返しに絡んでいくストーリーは、時代劇ファンのみならず観る者すべてを惹きつけ、驚きの結末まで誘っていく!

天正9年(1581年)。伊賀の国は、織田と織田に魂を売った甲賀の連合軍により、一旦は滅亡に瀕した。
しかし、織田と甲賀の大軍といえども、謎の忍び集団として恐れられていた伊賀を完全に潰すのは容易なことではなかった。第1次天正伊賀の乱は、織田軍の敗北に終わったのである。
そこで、織田と甲賀は、伊賀に密偵を侵入させた。さすがの伊賀も、誰が敵で仲間なのかわからなくては、外部からの攻めに耐えうることはできないと考えたのである。
内部に裏切り者が潜んでいることに気づいた伊賀の上忍は、裏切り者たちがとある洞窟に集まることを突き止め、そこに伊賀でもっとも腕の立つ下忍のひとりである突破(合田雅吏)を送り込んだ。突破は、腹に爆薬を巻き、裏切り者とともに自爆することで密偵たちを一気に壊滅させることを命じられたのであった。
突破が使命を果たすため、護衛として同行するのは凄腕の下忍の三者(柏原収史)と楡組(島津健太郎)。裏切り者の密会がおこなわれる洞窟を目指す3人を妨害しようと、幾人もの忍びが3人を襲うが、突破たちは互いに協力し、立ちはだかる敵を撃退していく。
ついに目的の洞窟へとたどり着いた3人。だが、そこで突破を待ち構えていたものとは? そして、上忍が突破に与えた本当の目的とは、一体!?