身を包むのは漆黒のゴスロリドレス、手には武器を仕込んだパラソル。美しきダークヒロインがTOKYOの街に降臨する！ 母を惨殺された美少女の過激で華やかな復讐劇。それが『ゴスロリ処刑人』だ！
主人公の“ゴスロリ処刑人”ユキを演じるのは、グラビアや「仮面ライダー電王」シリーズで人気の“オシリーナ”こと秋山莉奈。『平凡ポンチ』以来、２年ぶりの主演作となる本作では、バイオレンスアクションという新境地に挑戦。パラソルを使った斬新なアクションシーンやガンアクション、肉弾戦まで、激しいアクションシーンもこなしてみせた。
そして、ミュージカル「テニスの王子様」で人気を集めた青柳塁斗、アイドル選手権 Push★１初代王者の桃瀬美咲、期待の新世代アクション女優・佃井皆美らが個性豊かな敵キャラクターを演じ、アクションシーンでは優れた身体能力を発揮する。さらにカナダを拠点に世界で活躍するアクロバットパフォーマンスチーム・TEAM 2Xが超絶なアクロバットを披露。そして、北野武作品などでおなじみの柳憂怜、元シェイプUPガールズの中島史恵らが、落ち着いた演技で脇を固める。
監督は「ホーリーランド」『お姉チャンバラ THE MOVIE』など多くの作品でアクション監督をつとめ『芸者 vs 忍者』で監督デビューを飾った小原剛。特殊造形に『東京残酷警察』などの西村喜廣、ＶＦＸに『片腕マシンガール』などの鹿角剛司を迎え、小原監督ならではのアクションと映像センスに西村＆鹿角による驚愕の残酷表現が加わった、独特の作品世界を作り上げた。
世界に広がるゴスロリファッションと、世界が注目する異才クリエイターの技。世界に誇るジャパニーズ・カルチャーの粋を集めた『ゴスロリ処刑人』が、いま混迷の世に審判をくだす！
２０ＸＸ年、TOKYO。人々が危険で残虐なギャンブルに興じる賭場に、その場には似つかわしくない少女がやって来た。漆黒のゴスロリファッションに、手にはパラソル。彼女の名は、ユキ（秋山莉奈）。彼女の目的は……“復讐”。
かつて、ユキは神父である父の次郎（柳憂怜）と、優しい母のカヤコ（中島史恵）と３人、あたたかで幸せな日々を送っていた。しかし、その日常はある日突然破壊された。家に押し入ってきた黒マントの５人組により、次郎は２度と歩くことのできない重傷を負わされ、カヤコは残虐な方法で殺された。生き残ったユキは、母の仇を討つため“ゴスロリ処刑人”となったのだ！
ユキは５人組のひとりで賭場を取り仕切る咲慧（佃井皆美）と対決、咲慧を“処刑”する。そして、由利ゲラ夫（岡本正仁）、ナイトウォッチ（白善哲）と、母の命を奪った５人組のメンバーを追い詰めて次々と“処刑”していく。すでにユキは人の心を捨てていた……。
そんなユキの動きを察知してか、レディ・エル（桃瀬美咲）がユキの前に現われた。５人組の中でもこれまでの相手とは段違いの強さを持つレディ・エルとの闘いで、ユキは深い傷を負う。ユキの身を案じる次郎は復讐をやめさせようとするが、記憶に刻まれた母の無残な死に様がユキの体を突き動かす力となっていた。
闘いの中でユキの胸に浮かぶ謎の刻印。そして夢に現われる母の姿。なぜ母は惨殺されたのか？ ５人組の目的はなんだったのか？ その答えを知るのは、５人組最後のひとり、マサト（青柳塁斗）！
「我、神の名に於いて、審判をくだす……。汝らに、罪なし……」
