不良たちが集まり、校内ではいつもケンカが絶えない陸山高校には“ナンバーズ”と呼ばれる最強の10人がいた。2年生の矢沢アキラ(小澤亮太)はその“No.2”。アキラの相棒で“No.1”の隣野ツトム(城戸康裕)は、ケンカでは誰にも負けたことがなくヤクザ相手にもひるむことのない……というかひるむだけの頭がないというか、とにかく高校2年にして陸山高校のみならず町の人々の間にまで名前を轟かせる生ける伝説である。
実はアキラ、ケンカの強さは「そこそこ」。なるべくケンカは避けたいタイプだが、ツトムへの細かい気配りと口のうまさでNo.2の地位を保っている。それでもNo.2ともなれば平穏な日々を送れるわけもない。No.2の座を狙う連中の挑戦からうまく切り抜ける毎日だ。しかし、いつか自分がツトムに替わってNo.1になるという野心は忘れないアキラであった。
そんなアキラとツトムの前に現れたのは、事故から復帰して陸山高校に戻ってきたかつてのNo.2・ジェシー(五十嵐麻朝)。ジェシーはNo.1を目指しツトムに挑み、アキラは行きがかり上ジェシーの相手をつとめることになってしまった! 石の入ったナイロン袋を振り回す狂気の男・ジェシーを前にアキラはどう闘う!?
そして、ジェシーがツトムに挑戦したことによりナンバーズの均衡が崩れ、ナンバーズ同士の争いが激化していくことになる。アキラに挑戦状を叩きつけた1年生のブッチ(福山翔大)は、どうやらアキラのケンカの実力に気づいているらしい……?
次々と現れる強敵がアキラを悩ますが、アキラにも“No.2”の意地がある! このポジション、奪えるものなら奪ってみろ!! 今日もアキラは頂点を目指す!
アキラNo.2
監督:吉村典久
出演:小澤亮太 五十嵐麻朝 橋本マナミ 福山翔大 城戸康裕 ほか
2014年9月27日(土)より シネマート六本木にてロードショー
2014年/カラー/ステレオ/HD
ケンカ自慢の不良が集まる陸山高校で“No.2”の地位に立つのが2年生の矢沢アキラ! “No.1”である最強の男・隣野ツトムの「金魚のフン」「虎の威を借る狐」と陰口を叩かれつつも、ひそかにNo.1の座を狙うアキラだが!?
No.1からは押さえつけられ、下からは狙われる「板挟み」のNo.2を主人公にした異色のヤンキー青春映画が登場する。雑誌「ヤングキング」連載の奥嶋ひろまさの同名コミックを映画化した『アキラNo.2』だ!
主人公のアキラを演じるのは、スーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」でリーダーのゴーカイレッド=キャプテン・マーベラスを演じ人気となり、ドラマ「なるようになるさ。」や映画『共に歩く』に出演する小澤亮太。『アキラNo.2』では、口のうまさと気配りでNo.2の地位を守るアキラをコミカルに演じ、新たな魅力を見せている。
そしてNo.1のツトムを演じるのは、WBKF世界70kg級や Krush70kg級王者を保持する現役プロキックボクサーの城戸康裕。本物の格闘家だからこそ出せる格闘シーンの迫力や“相棒”であるアキラとのユーモラスな関係は見どころだ。
さらに、ドラマ「私のホストちゃん」や映画『疾風・虹丸組』などに出演する五十嵐麻朝、映画『クローズEXPLODE』や舞台で活躍する福山翔大と注目の若手男優が共演。また、グラビアや演技など幅広く活躍する橋本マナミが華やかさを添えている。
『疾風・虹丸組』や『うわこい』など、コミック原作映画を多く手がける吉村典久がメガホンをとり、アキラとツトムたちの活躍を笑いもたっぷり盛り込みながらテンポよく描き出した。
イマドキの不良に欠かせないのは、気配り、気遣い、忍耐、努力!? アキラの生き様、見逃すな!!
- 矢沢アキラ:小澤亮太
- ジェシー(藤春涼次):五十嵐麻朝
- 矢沢奈々:橋本マナミ
- ブッチ(降野真澄):福山翔大
- 隣野ツトム:城戸康裕
- 監督:吉村典久
- 原作:奥嶋ひろまさ「アキラNo.2」(少年画報社「ヤングキング」連載)
- 脚本:井上桜子/吉村典久
- 製作:香月淑晴
- エグゼクティブプロデューサー:櫻井由紀
- 企画:小野誠一/榎本靖
- プロデューサー:永岡久明
- ラインプロデューサー:山口誠
- 撮影:佐藤和人
- 録音:吉方淳二
- 音楽:石井徳一
- 制作:ゴセント
- 製作・配給:エスピーオー