
急ぎ足で街を行く青年・成宮ケイ(佐々木喜英)。1枚の写真を大切に携えて、ケイは「その場所」を目指す……。
人気のファッション雑誌「bright」と「bright homme」の2誌が合同で開催する、新たな専属モデルを選ぶオーディション。その集合場所には、書類選考を通過した応募者たちが次々に集まりはじめていた。女性は、オーデションは初挑戦の地味な我孫子ミカ(SAORI)、やはりオーディション初心者の諸星ユイ(中島愛里)、香水の匂いを強く漂わす草野ミユキ(石川真央)、ほかの雑誌で読者モデルとして活躍している田辺トモミ(山下菜々子)。男性は、無愛想な関根リュウ(佐藤永典)、恋人と揉めている最中の三木ユウタ(阿久津愼太郎)、なかなか芽が出ないモデルの本田トウヤ(根岸拓哉)、そして、ケイ。
人気雑誌のオーディションだけあってか、担当者の望月敦子(石井あみ)から参加者には厳しい注意が告げられ、ケイたち8人は戸惑いを感じつつも、望月に従いオーディション会場へと向かう。
オーディション会場で待っていたのは、編集長の郷田(佐藤貢三)。そして、現在「bright」「bright homme」で専属モデルをつとめるリン(落合恭子)と玲司(加津塔)も審査員として同席していた。
郷田たちを前にオーディションが始まり、ケイたち8人の参加者はそれぞれに自己アピールをしていく。8人それぞれが持つ、モデルを目指す理由。ケイにも、どうしてもこのオーディションを勝ち抜きたい、ある理由があった……。
オーディションが進む中で、ケイたち参加者の間には、次第に仲間としての気持ちが芽生えていく。だが、これは厳しいオーディション。“輝き”を手にすることができるのは、最後まで勝ち残った者だけなのだ……。