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作品スチール

ある優しき殺人者の記録

監督:白石晃士
出演:ヨン・ジェウク キム・コッビ 葵つかさ 米村亮太朗 ほか

2014年9月6日(土)より 新宿バルト9ほかロードショー

2014年/日本・韓国合作/カラー/DCP/16:9/86分|R15+

イントロダクション

作品スチール

 彼女は、彼からの電話を受けてその場所にやってきた。彼女はジャーナリスト、彼は連続殺人事件の容疑者。廃マンションの一室で起きる出来事のすべてを、カメラは記録していた……。
 ワンカット86分のPOV(主観映像)。映画の常識を超えた手法で綴られる衝撃の密室劇。それが『ある優しき殺人者の記録』だ。
 監督・脚本・撮影を兼任し、この衝撃作を生み出したのは白石晃士。『ノロイ』『カルト』や「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」などの作品を送り出し世界から注目される日本ホラー界の新たな旗手である。フェイク・ドキュメンタリーの傑作を次々と生んできた白石晃士は『ある優しき殺人者の記録』において、フェイク・ドキュメンタリーで多用されるPOVという手法を用いつつも、従来のフェイク・ドキュメンタリーとは異なった、新たな境地へと踏み込んだ。
 撮影は韓国でのオールロケを敢行。韓国のドラマ・映画で活躍するヨン・ジェウク、『息もできない』で国際的な評価を集め『クソすばらしいこの世界』など日本映画にも出演するキム・コッビ、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』でヒロインをつとめたセクシー女優の葵つかさ、『凶悪』の米村亮太朗と、日韓から個性豊かなキャストが参加している。
 “常識”を崩壊させていく恐怖、そして暴力とエロス。圧倒的な緊迫感に満ちた「記録」は、やがて観客を未知の領域へと誘っていく。そのとき観客は、どんな感情を抱くのか?
 『ある優しき殺人者の記録』は、あなたが見る“世界”を変える。

ストーリー

作品スチール

 韓国、冬。ジャーナリストのキム・ソヨン(キム・コッビ)は、ひとりの日本人カメラマンとともに“取材”に向かっていた……。
 世間を騒がせていた連続殺人事件。これまで18人が犠牲となったその事件の容疑者は、障害者施設を抜け出した27歳の男。ソヨンはその男から1本の電話を受けた。「ぼくを取材しないか?」。
 男が出した条件は、必ず日本人のカメラマンを連れてくること。そしてカメラを止めずに一部始終を記録すること。ソヨンはその指示に従い、知人の日本人カメラマンとふたりだけで取材に赴いた。
 男の連絡を待つソヨンのもとに、男から電話がかかってくる。男は、ソヨンとカメラマンを閉鎖され立入禁止となっているマンションへと呼び寄せる。その502号室で、男は待っていた。
 部屋で待っていたパク・サンジュン(ヨン・ジェウク)は、カメラの前で連続殺人事件の知られざる事実を語り、殺人の動機を明かしていく。
 サンジュンは、神の声を聴いていた。
 ソヨンとサンジュンが共通して持つ、ある記憶。やがて日本人の旅行者(葵つかさ・米村亮太朗)も巻き込み、事態は誰にも予想できない驚愕の展開を見せていく……。
 これは、ある優しき殺人者の記録である。

キャスト

  • ヨン・ジェウク
  • キム・コッビ
  • 葵つかさ
  • 米村亮太朗

スタッフ

  • 監督・脚本・撮影: 白石晃士

  • 製作総指揮:菅原晃史/イ・ウンギョン
  • プロデューサー:紀嘉久/チェ・ユリ

  • 照明:イ・ソンファン
  • 編集:キム・ムンピョ

  • 製作:日活/ZOA FILMS
  • 配給 :ティ・ジョイ/日活

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