
山の上の校舎でおこなわれる男子校と女子校合同の演劇部合宿。厳しくも楽しいはずだった高校生たちの青春の1ページに、泥の化け物“ドロメ”の恐怖が迫る! 注目の若手キャストと新鋭監督が、ひとつのストーリーを2視点で描く「ダブルアングル」という趣向で送る青春ホラー、それが『ドロメ』だ!!
高校生たちが遭遇する事件を男子側から描く「男子篇」と、同じ事件を女子側から描く「女子篇」の2作品が同時公開。「男子篇」ではドラマ「ごめんね青春!」や映画『あしたになれば。』などで人気上昇中の小関裕太、「女子篇」では主演映画『チョコリエッタ』『劇場版 零~ゼロ~』などで女優としての評価をたしかなものとしている森川葵と、ともに1995年生まれのふたりがそれぞれ主演をつとめる。もちろん小関裕太は「女子篇」、森川葵は「男子篇」にも重要な準主役として登場する。さらに、男優陣は中山龍也、大和田健介、岡山天音、女優陣は三浦透子、遊馬萌弥(ゆうま・めいや)、比嘉梨乃と、映画やドラマなどで活躍する若手キャストが演劇部部員やOBをそれぞれの魅力たっぷりに演じている。
監督は『先生を流産させる会』で鮮烈なデビューを果たし、話題作『ライチ☆光クラブ』も手がけた日本映画界期待の新鋭・内藤瑛亮。『ドロメ』では、さまざまなホラーの要素にユーモアも詰め込み、独特のスピード感で疾走するエンターテイメントを完成させた。また、監督のホラーキャラクターへの愛情が詰まった“ドロメ”のキャラクターにも注目だ。
「男子篇」「女子篇」はそれぞれが独立して楽しめる作品ではあるが、双方を観ることで明らかになる謎など仕掛けも盛り込まれている。ダブルアングルで何倍にも広がっていく『ドロメ』ワールドを見逃すな!!

携帯の電波も届かない山の上にある男子校・泥打(どろぶち)高校は、来年度より山の麓にある女子校・紫蘭高校と統合されて廃校になることが決定している。そして統合に先駆け、両校の演劇部合同の合宿が泥打高校でおこなわれることになった。
星野颯太(小関裕太)たち泥打高校演劇部が待つ校舎に川那小春(森川葵)たち紫蘭高校演劇部がやってきて、普段は縁のない女子を前にして泥打高校の本橋隆成(中山龍也)と峰崎陸(大和田健介)は大はしゃぎ。話を聞きつけた卒業生の津田光輝(岡山天音)までやってきた。紫蘭高校の実夏(三浦透子)と栞菜(遊馬萌弥)、絢(比嘉梨乃)も盛り上がるが、颯太と小春はお互いの顔を見てなにかに気がついていた……。
さっそく泥打高校演劇部顧問の桐越先生(東根作寿英)と紫蘭高校演劇部顧問の持永先生(菊池明明)が見守る中で両校合同の稽古が始まった。だが、女子が使う教室の壁に奇妙なシミが浮き出たり、稽古中の小春が何者かに引っ張られるような感覚を覚えたりと、不可解な現象が続発する。
合宿1日目の夜、小春たち紫蘭高校演劇部の生徒は、泥打高校の教師・山岸響子が3ヶ月前から行方不明になっていることを知る。この地域には、村に伝わる泥打観音の首が失われたとき泥の化け物“ドロメ”が現れて人を襲ったという言い伝えがあった。泥打高校に来る途中、小春たちは首が失われた観音像を見ていた……。
合宿が進む中、小春と颯太たちの周囲で起こる怪奇現象は激しさを増していく。これはドロメの仕業なのか? そして颯太と小春の間には過去になにかあったのか? 予想外の事態が高校生たちを襲う!!