
働いても働いても報われない孤独な中年男・野田勇次。ある日、街が透明な壁に囲まれ、人々が謎の生物に寄生され戦闘マシン“ネクロボーグ”と化して殺し合いを始めたとき、勇次は想いを寄せる女性・カヲルのため闘うことを決意する……。
国外でも高く評価された2005年製作のSFバイオレンスアクション『MEATBALL MACHINE』の設定を継ぎ、さらに激しいスプラッタ表現とアクション、そして中年男と若い女性のラブストーリーや現代社会の理不尽さを詰め込んだ衝撃の新作『蠱毒 ミートボールマシン』が、いまついにベールを脱ぐ!!
メガホンをとるのは、2005年版『MEATBALL MACHINE』で特技監督をつとめた西村喜廣。監督作『東京残酷警察』『虎影』が海外でも人気を集め、『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』など話題作に参加する特殊造型クリエイターでもある西村が、監督のほか脚本(共同)とキャラクターデザインなども担当。俳優・映画監督としても知られる佐藤佐吉が脚本で参加している。
主演には日本映画界に欠かせない名脇役のBoBAこと田中要次。意外にも映画初主演となる『蠱毒 ミートボールマシン』では、報われない中年男の悲哀を表現するとともに、大掛かりな特殊メイクを施してのアクションにも挑んだ。
また、主人公が想いを寄せるヒロインにはグラビアで話題を集め女優としても映画出演が続く百合沙(ゆりさ)。そのほか、しいなえいひ、川瀬陽太、鳥居みゆきら個性派キャストが集結し、『虎影』主演の斎藤工も重要な役で出演している。
「蠱毒」とは、壺の中に毒蟲を入れて殺し合わせ最強の毒を得る呪術である。『蠱毒 ミートボールマシン』での壮絶な殺し合いの果てには一体なにがあるのか? すでに海外でも話題沸騰している『蠱毒 ミートボールマシン』の“毒”を体感せよ!

野田勇次(田中要次)は50歳になるさえない独身男。債権回収の仕事をしているが、働いても働いてもノルマを果たせず上司からボロクソに言われてばかり。離れて暮らす母親からはしょっちゅう金を無心され、勇次はいつもお金のことで頭を悩ませている。その上、体の不調を感じ病院へ行ったところ、ガンで余命わずかという衝撃の宣告を受ける。
生きる意欲を失いかけた勇次は、ひそかに想いを寄せている若い女性・三田カヲル(百合沙)が困っているところを見かけて彼女を助けるが、その結果カヲルの抱えるある事情を知ることになり、落胆して自暴自棄となってしまう。
さらに重なる不幸が勇次を襲う。悪徳バーで金を巻き上げられた上、誘拐犯だと誤解されて警察に追われる羽目に。ついには駆けつけた警官隊の手により取り押さえられ連行される。
そんな中、はるか上空から巨大なフラスコのようなかたちをした物体が降りてきて、勇次たちのいる街へと覆いかぶさる。街は透明な壁によって外部から完全に遮断されてしまった。
そして透明な壁の中ではおそろしい光景が繰り広げられる。謎の物体が人々を襲い、物体に寄生された人間は意志を持たない戦闘マシン“ネクロボーグ”と化してしまうのだ。勇次も、警察署の留置所で謎の物体に襲われる。しかし、なぜか勇次はネクロボーグと同じような姿になりつつも、自分の意志を保ち続けるのだった。
街ではネクロボーグが殺し合いを始めており、勇次にもネクロボーグが迫ってくる。この異常な状況の中、カヲルはどうしているのか? カヲルを救いたい!! そう願う勇次は、闘いを繰り広げながらカヲルの姿を求め街を行く!!