新宿・歌舞伎町のトークライブハウス・ロフトプラスワンで8月10日、夏にちなんだスペシャルイベント“新宿おばけ屋敷”が開催されました。
(有)日本映画街フォーラムも企画に協力したこのイベント。普段より薄暗い店内には造形家・原口智生さんが製作し、映画で使用されたおばけたちが飾られ、開演前から悲鳴が上がることもたびたび。そんな妖しい雰囲気あふれる中、『京極夏彦 怪 七人みさき』『妖奇怪談全集/怪談幽霊新聞』『怪談新耳袋』とおばけにちなんだ3作品が上映されました。
上映に続いてはゲストによるトークショーへ。まずは『妖奇怪談全集』の山田誠二監督が新作『新怪談残虐非道・女刑事と裸体解剖鬼』主演の才谷ゆきこさんと共に登場。これから公開となる新作について、期待の膨らむトークとなりました。
続いては『呪怨2』の公開が待たれる清水崇監督と、『張り込み』(篠原哲雄監督)の脚本などでも知られる豊島圭介監督によるトーク。8月16日からシネマ下北沢で上映される両監督の自主作品集『幽霊VS宇宙人』について、そして『呪怨2』に出演している堀江慶さんを迎え、この場所でしか聞けないマル秘トークを展開。
そのまま堀江慶さんは舞台へと残り、怪談集「新耳袋」の著者・木原浩勝さんが参加して、堀江さんが監督で参加したテレビシリーズ『怪談新耳袋』や堀江監督の新作『渋谷怪談』についてたっぷりと話を披露しました。
イベントのトリを飾ったのは店内を飾るおばけたちの生みの親・原口智生監督。イラストレーターの近藤ゆたかさんをゲストに、『さくや妖怪伝』に続く監督作『跋扈妖怪伝 牙吉』について、公開前のこの作品の映像もたっぷりと紹介しつつ、妖怪+時代劇の魅力を存分に語り、夜11時過ぎまでたっぷりと“おばけ”を堪能するイベントとなりました。
fjmovie.comでは、この日のイベントで紹介された作品についての情報を今後も紹介していく予定です。どうぞご期待ください。
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