舞台あいさつ出演者のみなさん
左から鈴木浩介監督、石川伸一郎さん、坂井真紀さん、
池森秀一さん（ＤＥＥＮ）、山根公路さん（ＤＥＥＮ）、田川伸治さん（ＤＥＥＮ）

　多くのヒット曲を送りだしてきた人気グループ・ＤＥＥＮが映画に初挑戦した『君のままで』の完成披露試写会が11月７日、ＴＯＫＹＯ　ＦＭホールでおこなわれ、監督、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
　この作品は、11月からおこなわれるＤＥＥＮの全国ツアーで、ライブ前に映画を上映するという（１部の会場を除く）、今までにない形式で上映されるもので、ＤＥＥＮが主題歌を担当するだけでなく、演技にも初挑戦しています。
　主演の坂井真紀さん曰く、「私が出会った人の中で一番爽やかさん」というＤＥＥＮのボーカル・池森秀一さんは「歌だとちょっと照れくさいことでも歌えるんですけど、セリフだとそれができないので、当たって砕けろって感じでした」と初挑戦の演技についてコメント。ギターの田川伸治さんは「音楽も担当させていただいて、映画の感動が音楽によって２倍にも３倍にもなるようにという意気込みで演奏したので、みなさんじっくりとご覧になってください」とコメントしました。
　また、坂井真紀さんは演じた役について「普通の女の子なんだけど、周りからチヤホヤされて、自分のことを可愛いって思っていたりとか、それで空回りしちゃったりだとか、ちょっといやな部分だとか、誰もが持っているそういう部分を出せたらいいなと思っていました」と語り、鈴木浩介監督は「ぼくは40歳を越えて、客観的に自分の30代や20代を客観的に見られるようになったので、その頃に観てた恋愛もののドラマとか、映画とか、小説とか、自分の観てきたものは間違いなかったのかなって、この作品を作ってなんとなく実感しましたね」と作品について語りました。

「普通の映画より短いんですけど、長さ以上のものを感じて欲しい」鈴木浩介監督	「山根さんの衣裳に注目して観て欲しい」と坂井真紀さん	「坂井さんのラストの表情でみなさん暖かい気持ちになると思います」と石川伸一郎さん
「現場の雰囲気が素晴らしくて、大きな船に身を委ねて乗ることができたなという感じです」と池森秀一さん	「この映画に参加できたことを嬉しく思います。池森秀一くんのセリフの発音に注目して欲しい(笑)」と山根公路さん	「瞬きするとぼくのシーンは終っちゃいますので、瞬きしないで観てください(笑)」と田川伸治さん