左より、多胡由章監督、板尾創路さん、哀川翔さん、有坂来瞳さん、我修院達也さん

　哀川翔さん演じる極道と、板尾創路さんが演じる宇宙人を名乗る男の“未知の遭遇”を描いた映画『ワースト☆コンタクト』が８月６日にテアトル新宿で初日を迎え、監督、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
　哀川さんは客席を埋めたファンに「こんなにも大勢の方と初日を迎えられるのは自分にとって本当に嬉しいことです。映画は冬のど真ん中に撮影しましたが、寒さを感じさせない作品に仕上がっています。楽しんでください」とあいさつ。２年ぶりに極道役を演じたことについて「長年やってきた役ですから、意外とすんなり楽しくできました」と感想を話しました。
　宇宙人を演じる上での役作りについて質問された板尾さんは、「話し出すと10時を回ってしまうので（舞台あいさつは９時過ぎから）、今日は控えさせていただきたいと思います」と答え、場内に笑いを誘いました。
　『宇宙戦争』や『スターウォーズ エピソード３』といった宇宙を題材にした話題作が公開されている中で初日を迎えたこの作品。多胡由章監督が「テーマ的にも“愛”と“悪を憎む気持ち”という、『宇宙戦争』や『スターウォーズ』と非常に似通った内容です。『宇宙戦争』や『スターウォーズ』は世界中で観られますが、『ワースト☆コンタクト』を観られるのは日本の劇場に来たみなさんだけなので、ぜひ自慢してください」と話すと、客席からは大きな拍手が起こりました。