劇場ロビーにて、後列左から小中和哉監督、石田信之さん、伊藤裕子さん、石田未来さん、唐渡亮さん
前列左から窮奇、ミラーマンREFLEX
1971年にテレビシリーズとして放送されたヒーロー「ミラーマン」が35年の時を経て新たな設定のもと蘇る映画『ミラーマンREFLEX』が1月28日から公開されるのを前に、“公開記念前夜祭”と題されたイベントが1月21日に有楽町シネカノンで開催されました。
一般公開に先駆けて本編が上映されるとあって、悪天候にも関わらず多くの観客が来場。ロビーでは1971年のテレビシリーズ版に登場したミラーマンが観客を出迎えました。
写真:握手で観客を迎えるミラーマン
作品の上映前には小中和哉監督、映画の主人公で鏡の武神=ミラーマンREFLEXに変身する影山鑑を演じる唐渡亮さんほか、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
撮影前から役作りのアイディアも出したという唐渡さんは「ミラーマンイコール唐渡とシンクロして考えられるような脚本をいただき、監督ともお話しをして、クランクインしたときは“ぼくはミラーマンだ”という状態で入りましたので、全部にわたり見所だと思っております」とあいさつ。1971年のテレビシリーズでミラーマンに変身する主人公・鏡京太郎を演じ、今回の映画では鑑の兄・恭太郎を演じている石田信之さんは「鑑と恭太郎、兄弟の確執が見所です。それから唐渡さんの内面的な芝居が素晴しいですから、みなさんそこを観てください」と新たなミラーマン・唐渡さんにエールを送りました。
「いいものを作っていると思いますので、心をニュートラルに先入観なく観ていってください」とミラーマンREFLEX=影山鑑役の唐渡亮さん
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「鑑がミラーマンになるときの呪文を頑張りました。ミラーマンの最後の闘いがすごくカッコ良いので楽しみにしてください」とももそ役の石田未来さん
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「大人が観ても“ヒーローっていいな”と思えるような映画だと思うので、みなさん楽しんで観てください」と緋呂亜佐美役の伊藤裕子さん
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「35年前のミラーマンと今回のミラーマンとどう違うかを観ていただけたらいいかと思います」と鑑の兄・恭太郎役の石田信之さん
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「いろんな人の想いがこの1本の作品にこもっています。楽しんでいただけたらありがたいと思います」と小中和哉監督
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さらに舞台あいさつのあとには暗くなった場内に映画に登場する怪獣・窮奇が出現。ミラーマンREFLEXと映画さながらの激しいアクションバトルを繰り広げました。
小中監督が「35年前に“ミラーマン兄弟”という企画があったんですけど、ぼくと兄貴(脚本の小中千昭さん)で“きっとこういう話だろう”と妄想したのがこの作品です。“ミラーマン”は子供番組とはいえハードなテーマだったり映像的にもシャープな世界を描いていたので、その部分を大切に大人も楽しめるヒーロー物にしたいと思って作った作品です。かつての“ミラーマン”がやっていたことをぼくらなりにやってみたいとチャレンジしました」と語る『ミラーマンREFLEX』は、1月28日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー。全国順次公開となっています。
写真:硬い握手を交わす新旧ミラーマン。ミラーマンREFLEX(左)とミラーマン(右)
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