35年前にテレビで活躍したヒーローが新たな設定のもと21世紀に復活した映画『ミラーマンREFLEX』が1月28日に渋谷シネ・ラ・セットで初日を迎え、小中和哉監督、ミラーマンREFLEXに変身する主人公・影山鑑を演じる唐渡亮さん、鑑を変身させる能力を持った少女・ももそを演じる石田未来さんが舞台あいさつをおこないました。
立ち見も出るほど客席をびっしりと埋めた観客の拍手に迎えられ、小中監督は「みなさんに観ていただいて初めて映画というものは誕生しますので、この瞬間が『ミラーマンREFLEX』の誕生の瞬間だと思って感動しております」とあいさつ。唐渡さんは「“ぼくはミラーマンだ”ということを自分で確信しながら挑みました。100%注ぎ込んだ撮影の何ヶ月間だったので、それが伝わればありがたいなと思っています」と公開を迎えた心境を語り、石田さんは「普段のももそと(鑑を変身させる)儀式のときのももそのギャップが好きです」と演じた役について語りました。
写真:後列左から小中和哉監督、石田未来さん、唐渡亮さん、前列はミラーマンREFLEX
ミラーマンREFLEXに変身する影山鑑役の唐渡亮さん
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特殊な能力を持った少女・ももそ役の石田未来さん
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この作品でメガホンをとった小中和哉監督
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小中監督が「大人も楽しめるヒーロー物を作りたいという気持ちで作りました」という『ミラーマンREFLEX』だけに、映画の中では鑑と伊藤裕子さん演じる亜佐美のキスシーンも。唐渡さんは「キスシーンはほんとにキスしています。リアリティのあるキスシーンで、自分では素晴しかったなと思っています」と話して客席を沸かせました。
また、唐渡さんの「『ミラーマンREFLEX』の続きがあればすごく嬉しいと思っております」との発言に、小中監督は「ラストは続くように作ってありますから」と続編への意欲を見せ、「アメリカの『スパイダーマン』や『X-MEN』に負けないような、幅広いお客さんが来ていただけるような作品を作っていきたいと思っておりますので、これはその第一歩だと思っています。みなさんの力を借りてそのムーブメントを起こしていきたいと思っています」と力強く舞台あいさつを締めくくりました。
写真:劇場ロビーで観客を見送るミラーマンREFLEX
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