青学テニス部のメンバーをはじめ、キャストは劇中そのままの衣裳で舞台あいさつに登場。後列左より加治将樹さん、荒木宏文さん、相葉弘樹さん、鈴木裕樹さん、足立理さん、小谷嘉一さん、鯨井康介さん。 前列左より、岩田さゆりさん、RIKIYAさん、城田優さん、本郷奏多さん、島谷ひとみさん、載寧龍二さん、アベユーイチ監督
“テニプリ”の愛称で絶大な人気を誇るコミックを実写映画化した『テニスの王子様』の完成披露試写会が4月23日に東京の新宿明治安田生命ホールでおこなわれ、監督、キャストが舞台あいさつをおこないました。
アニメ、ミュージカルも大ヒットしている人気作だけに、客席は若い女性で満員。主人公の天才テニスプレイヤー・越前リョーマを演じた本郷奏多さん、リョーマが所属する青春学園テニス部の部長・手塚国光を演じた城田優さんらが舞台に姿を現わすと客席からは大歓声が上がりました。さらに城田さんの「青学集合!」の掛け声で青春学園テニス部を演じたメンバーが客席後方から登場し、場内の興奮は一層高まりました。
人気コミックの主人公を演じるにあたり「テニスをやったことなかったので、プレッシャーはありましたね」という本郷さんですが、撮影の前に数ヶ月にわたってテニスの練習を積み「かなりうまいです。コーチにもプロのテニスプレイヤーに転向したら日本のトップに入れる素質を持っていると言われました。フォームとかもきれいなんで、そこも注目してもらえたら嬉しいです」と自信を見せるほど上達したそう。
撮影前の練習中に靭帯を痛める怪我をしたという城田さんは「そのときはもう(映画に)出られないんじゃないかと思ったんですけど、みんなの応援もあって頑張れました」と撮影を振り返りました。
「すごいいいキャストとスタッフが集まってできた、カッコ良くって涙あり笑いありの、クールな作品に仕上がっていると思います」と越前リョーマ役の本郷奏多さん
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「子供からおじいちゃんまで、どんな世代の人でも楽しめるような素敵な作品になっていますので、ぜひぜひお楽しみください」とコメントした手塚国光役の城田優さん
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「すごい自信家の役だったので、セリフを言うときには“俺は強い、俺はカッコ良い”と、かなり自己暗示をかけていました」と跡部景吾役の載寧龍二さん
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「映画が初めてで不安ばっかりだったんですけど、現場がすごく賑やかだったので楽しく撮影できました」と映画初出演の檜垣紫音役・岩田さゆりさん
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「今回は超悪役を演じさせていただきました。31才で中学生役という、ギネスに挑戦しました(笑)」とエガテ・マクラウド・檜垣を演じたRIKIYAさん
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「みんなでひとつの作品を作り上げていく、映画というスケールの大きなところに参加できて嬉しかったです」とテニス部顧問・竜崎スミレ役の島谷ひとみさん
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「ほかには類を見ないテニス映画にしたいと思っていました。魅力的なメンバー、スタッフも含めて、魂の入った作品になっています」とアベユーイチ監督
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「この映画を観て、ぼくたちの青春を感じてくれたらなと思います」とコメントしたテニス部副部長・大石秀一郎役の鈴木裕樹さん
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「ぼくたちの頑張ったテニス合宿の成果が存分に発揮されて、カッコ良い作品になっていると思います」と不二周助役の相葉弘樹さん
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「アトラクション的な映画になっていて、観終わったあとに爽快な気分になれるので楽しんでください」と菊丸英二役の足立理さん
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「笑ったり悲しくなったり、いろんな感情が出せる映画なので、思う存分感情を出して欲しいと思います」と乾貞治役の荒木宏文さん
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「24にもなって中学生役をやらせていただいて光栄に思います。テニスを好きになっていただいたら嬉しいです」と河村隆役の小谷嘉一さん
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「撮影に入ってから色が黒くなって黒いイメージが付いたんですが、そんな黒い加治を楽しんでください」と桃城武役の加治将樹さん
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「ほんとにすごく熱い作品になっている思います。ですのでみなさん、心ゆくまで楽しんでください」と海堂薫役の鯨井康介さん
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舞台あいさつの最後には、出演者のサインが入ったテニスボールを舞台から客席にプレゼント。場内は大いに盛り上がりました。
コミックで描かれた世界の魅力がそのままにスクリーンに再現された実写版『テニスの王子様』は、5月13日(土)より渋谷Q−AXシネマほかにて全国ロードショーされます。
写真:客席にサインボールを打ち込んだ本郷奏多さん(右端)はボールの行方に思わずビックリ顔? ※画像をクリックすると大きな画像が表示されます
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