兄と妹の禁断の愛を描いた映画『全身と小指』の特別試写会が7月11日に六本木アウラ・スクリーニングルームで開催され、堀江慶監督と主演の池内博之さんが舞台あいさつをおこないました。
原作・脚本もつとめている堀江監督は「この映画は一昨年のちょうど今くらいの時期に撮って、時間がかかったんですけど夏に公開できることになって非常に嬉しく思います。満を持してお届けできる作品になっていると思います」とあいさつ。
妹と禁断の関係を結ぶ主人公・純を演じた池内さんは「“禁断の愛”ってことで一瞬“えっ!”って思ったんですけど、覗いてみたくなるようなお話で、すごく興味がありました」と脚本を読んだときの印象を語り、「自分は兄弟がいなくて、妹との距離感だったり接し方がまったくわかなかったんですね。今回の作品に関してはあんまりそういうことを考えずに、ひとりの女性を愛するように妹を愛するっていうことを大事に演じていました」と撮影を振り返りました。
写真:舞台あいさつをおこなった池内博之さん(左)と堀江慶監督(右)
堀江監督について「この若さで的確な指示をしてくださって、すごく優秀だなと思いましたし、今後いろいろな作品を撮られると思うんですけど、ものすごく気になる存在です」と印象を語った池内博之さん
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池内さんについて「いつも目がすごく澄んでいて素敵だなって思っています。主人公の名前が“純”なんですが、ピュアな方を探した結果、吸い込まれそうな目にやられています」と堀江慶監督
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池内さん演じる純と福田明子さんが演じる妹の濃厚なラブシーンなど、激しい描写も多いこの作品ですが「セクシャルなシーンもあるんですけど、エロスだけではなくて、まっすぐでピュアな純愛の物語に仕上がったんじゃないかと思っています」と堀江監督。池内さんは「“禁断の愛”を堪能してください」と舞台あいさつを締めくくりました。
『全身と小指』は7月15日(土)より渋谷シネ・アミューズにてレイトショー公開。全国順次公開予定となっています。
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