左から横井健司監督、大下源一郎さん、阿部力さん、中村麻美さん そして阿部さんに抱かれているのが犬のペスくん
今年2月に公開されヒットを記録し、テレビドラマ版も好評放映中の『イヌゴエ』の劇場版第2弾となる『イヌゴエ 幸せの肉球』の完成披露試写会が11月27日にスペースFS汐留でおこなわれ、主演の阿部力さんらが舞台あいさつをおこないました。
本作は、気弱で頼りなく、恋人に逃げられてしまった青年・凌が、恋人の涼子の声で喋るフレンチブルドッグ・ペスと出会い、ペスとの旅を通して成長していくというファンタジー。
主人公の凌を演じた阿部さんは犬のペスくんを抱いて舞台に登場。「ワンちゃんとお芝居をするのはすごく大変なことなんだなと初めて気づきました」と撮影時の苦労をうかがわせましたが「生まれて5ヵ月くらいしか経っていないのに人間と同じように仕事をして、ペスの方が大変だったと思います」と優しく気遣いを見せました。
涼子を演じ、ペスの声も担当した中村麻美さんは「犬好きなんで楽しい撮影だったんですけど、撮影の初日に衣裳にフンをされて、みんなで“運がついたね”って話していました」と撮影中のペスくんの失敗談を暴露し、会場を沸かせました。
重要な役を見事に演じたペスくんは「堂々たる演技ができたので、そこが見所かな」と(中村さんに良く似た声で)自信たっぷりのあいさつ。大物の片鱗を覗かせました。
「ペスは憎めない存在。ペスに合わせて撮影をするのが苦にならなくて、やりがいがありました」と撮影を振り返った阿部力さん
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「肉球のように柔らかくて心地良い作品になっています。心地良い気持ちをそれぞれに感じていただけたら」と中村麻美さん
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「この映画は、みなさんが観終わったあとに優しい顔になって帰れる映画になっている思います」とあいさつした大下源一郎さん
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「肉球が幸せを運んでくるというお話です。みなさんもお時間があったら肉球に触れてみてください」と横井健司監督
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撮影が終了した今でもペスと息の合ったところを見せた阿部力さん(左)と中村麻美さん(右)
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映画『イヌゴエ 幸せの肉球』は、12月2日(土)より渋谷シネ・ラ・セット、横浜のシネマジャック&ベティでロードショー。残り少ない戌年の締めを飾ります。
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