1980年代にマンガ、アニメで大ヒットし、いまだに高い人気を誇り続ける「北斗の拳」の劇場版『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』の完成披露試写会が4月9日に東京の九段会館でおこなわれました。
『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』は、劇場作品およびオリジナルビデオ作品で展開される「真救世主伝説・北斗の拳5部作」の第3作となる作品。シリーズ最大のクライマックスとなる、主人公・ケンシロウと拳王・ラオウの対決を中心に描いています。
この日が完成後初お披露目となった本作ですが、上映前におこなわれた舞台あいさつで製作総指揮の堀江信彦さんが、さらなる完成度を求めて公開までに250カット以上に修正を加えることを発表。「ぼくたち、もの作りの人間の最後の根性。いいものを作りたいのでギリギリまで頑張ります」と宣言しました。
『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』完成披露試写会
「たくさんの方に来ていただきまして、ほんとに書いていて良かったと、作り手冥利に尽きるという感じです」とあいさつした原作者の武論尊さん
アフレコに立ち合ったという原作者の原哲夫さんは「雑魚キャラの“真・断末魔”みたいな声を楽しんでいただければと思います」とあいさつ
「作品を観ていただければ、ぼくらの伝えたいことの大きな意味はわかっていただけるかなと思います」と語った製作総指揮・脚本の堀江信彦さん
ケンシロウ役に阿部寛さん、ラオウ役に宇梶剛士さんをはじめ、豪華なメンバーが声優に挑戦しているのも話題の『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』は、4月28日(土)より、渋谷東急ほかにて全国ロードショーされます。