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『ラストラブ』初日舞台あいさつ

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左より、藤田明二監督、伊東美咲さん、森迫永依さん、田村正和さん、片岡鶴太郎さん、Yoshiさん

 田村正和さんの14年ぶりのスクリーン復帰作となる『ラストラブ』が6月16日に初日を迎え、丸の内ピカデリー2で田村さんと共演の伊東美咲さんほか出演者と監督、原作者による舞台あいさつがおこなわれました。
 滅多に人前に登場しない田村さんが舞台あいさつに出演するとあって、チケットは発売後即完売となったこの日の舞台あいさつ。映画の上映終了後、大きな歓声のなか舞台に登場した田村さんは「大勢集まってくださってとても嬉しいです」とあいさつすると「楽しんでいただけましたでしょうか? それとも退屈されましたでしょうか?」と客席に質問。大きな拍手での返答に「ありがとうございます。もし退屈された方がいらっしゃいましたら、ご家族やお友達には“とっても面白かったです”と伝えてください」と話し、客席の笑いを誘いました。
 田村さん演じる主人公・阿川明と恋におちるヒロイン・上原結を演じた伊東美咲さんは「“歳の離れた人を愛する”ということはどういうことなのか自分の中で探っていたんですが、ほんとに人の弱さ、苦しさを見せられたとき、その人を支えてあげたい、守ってあげたいと思えるんだなあと感じさせられました」と撮影を通じて得た恋愛観を話しました。

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サックス奏者を演じ、実際にサックス演奏に挑戦した田村正和さんは「最初にサックスを手にしたときは突拍子もない音が出て、いろいろ苦労しましたね」と撮影を振り返りました

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「私はこの映画を観終わったあとなんともいえない優しさに包まれました。ほんとうに幅広い層の方に観ていただけたらいいなと思っています」とコメントした伊東美咲さん

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田村さん演じる阿川明の娘・佐和を演じた森迫永依さんは「この映画を観てもう一度恋をしてもらえたら嬉しいです」とおしゃまなあいさつで客席を沸かせました

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「田村さんの演技に見入ってしまって、撮影中も自分の芝居を忘れるくらい楽しませてもらいました」と朝倉大吾役の片岡鶴太郎さん

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「(田村さんに)実際にサックスを吹いていただいて、すごく臨場感のある画が撮れたと思っています」と藤田明二監督

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「田村さんと伊東さんとで美しい恋の映画にできあがって、ひじょうに満足しております」とコメントした原作者のYoshiさん

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娘役の森迫永依さんから父の日のプレゼントの花束を贈られる田村正和さん

 舞台あいさつでは、翌日の父の日にちなみ、田村さんの一人娘を演じた森迫永依さんが“素敵なパパ”田村さんに花束をプレゼントするというサプライズ・イベントもあり、客席からは大きな拍手が贈られました。
 久々の映画出演にあたり「撮影を終わってから今日に至るまで、ぼくにとって10年分くらいの取材を受けてきました」という田村さん。苦手だという舞台あいさつを終えて「今日で全部お役ご免ですからホッとしています。あとはどこかに隠れていようと思っています」とダンディな笑顔を見せました。

 ニューヨークと日本を舞台に大人の純愛が繰り広げられる『ラストラブ』は、6月16日より丸の内ピカデリー2ほかにて全国上映中です。

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