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『ボーイ・ミーツ・プサン』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった武正晴監督、柄本佑さん、江口のりこさん、川村亜紀さん(左から)

 単身、韓国・釜山(プサン)に渡った若い映像ディレクターと、謎めいた日本人女性との出会いを描いた映画『ボーイ・ミーツ・プサン』が9月22日に初日を迎え、渋谷シネ・ラ・セットで武正晴監督と出演者の柄本佑さん、江口のりこさん、川村亜紀さんが舞台あいさつをおこないました。
 『ボーイ・ミーツ・プサン』は、日本映画では初となるオール釜山ロケで撮影された作品。撮影時の思い出を聞かれた川村さんが「赤い焼きそばがおいしかったです」と口火を切ると、江口さんも「朝ごはんの海苔巻きがすごくおいしかったです」、柄本さんも「プデチゲ、豆腐チゲがおいしかったです。焼き豚足も(笑)」と、全員食べ物の話題に。武監督も「サムゲタンがおいしかったです。また釜山で撮影したいですね」と続きました。

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主人公の若きディレクター・クリハラを演じた柄本佑さん

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クリハラが釜山で出会う女性・ヨーコ役の江口のりこさん

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釜山のガイド・マツオカを演じた川村亜紀さん

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本作が初の劇場長編監督作となる武正晴監督

 本作はこれまで多くの作品に助監督として参加してきた武監督の初監督作品。3人の出演者は全員、助監督時代の武監督と仕事をしたことがあるそうで、そのときの経験から柄本さんは「現場は怖いんじゃないか」と思っていたそうですが、実際は「そんなことは全然なかった」とのこと。江口さんは「助監督でお世話になったときは全然喋らない人だなって思っていたんですけど、監督になったらとても喋る人で“ああ、こういう風に喋る人だったんだ”と思いました」と、川村さんは「優しく声をかけてくれる印象が強かったので“初監督の作品に呼んでもらえた”と、楽しく韓国へ飛んで行っちゃった感じです(笑)」とそれぞれ武監督の印象を語りました。
 三者三様の評価を受けた武監督は出演者の3人について「3人はほんとに名優なんで、なにも苦労せず楽しんでやらせていただきました」と絶賛。川村さんは「次回はこのメンバーで釜山映画祭に招待されるような映画を作って、レッドカーペットを歩きたいですね」とチームワークの良さをうかがわせました。

 『ボーイ・ミーツ・プサン』は、9月22日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてモーニング&レイトショー上映中。公開期間中には、監督、出演者ほかゲストによるトークショーの開催も予定されています。

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