今年8月におこなわれた第60回ロカルノ国際映画祭でコンペティション部門グランプリをはじめ4つの賞を獲得した『愛の予感』が、11月からの公開に先駆け、10月21日に東京国際映画祭日本映画・ある視点部門で上映されました。
上映後には、小林政広監督によるティーチインがおこなわれました。海外での高評価に加え、実在の事件を思わせる設定、登場人物はふたりだけ、全編ほぼセリフなしという大胆な手法で作られた作品だけに、製作意図、演出意図などについて活発な質問が寄せられました。
小林監督はひとつひとつの質問に丁寧に回答。「思いがけず賞をとったりなんかして、これからは東京で公開されるわけですけど、(映画が)ひとり歩きをはじめたなとホッとしております」とあいさつし、ティーチインを締めくくりました。
『愛の予感』は、11月24日(土)よりポレポレ東中野にてロードショー。ほか、全国順次公開予定です。