全寮制の男子校を舞台にした人気小説シリーズを、旬の美形若手男優陣の共演で映画化した『そして春風にささやいて』の完成披露試写会が11月24日にラフォーレミュージアム原宿でおこなわれ、柳下大さんと加藤慶祐さんら出演者5人と横山一洋監督が舞台あいさつをおこないました。
ドラマや舞台、映画で人気の5人が揃うとあってチケットも即完売となったこの日の舞台あいさつ。上映終了後に5人が劇中の衣裳で舞台に登場すると大きな歓声がおこりました。
それぞれに個性的なキャラクターを演じた5人は、「こういう役が多いので違和感なくできましたね」(柳下大さん)、「一歩間違えるとただのチャラ男になっちゃうので、そこをカッコ良く見せるのが重要かなと思いました」(加藤慶祐さん)、「相手役にキツい感じだったので“ゴメンね”と思いながらやっていました」(齋藤ヤスカさん)、「真面目なんだけどときどきおちゃらける部分も出せたらと思っていたら、だんだん雰囲気が変わっていきました」(滝口幸広さん)、「バイオリニストの役で面白かった。ぼくは1日で撮影が終わっちゃったんですけど、いると和む現場でした」(相葉弘樹さん)と、演じた役についてコメントしました。
揃ってポーズを決める柳下大さんと加藤慶祐さん
横山監督は「原作は意識しつつも、彼らの魅力を少しでも引き出していきたいなと思いました」と話し、柳下さんと加藤さんのラブシーンで「(ふたりの)耳が真っ赤になったんですよ」という撮影時のエピソードを紹介。裏話を披露された加藤さんは「(ラブシーンは)照れますね」と照れ笑いを見せました。
舞台あいさつに出演した5人はじめ、若いキャストの瑞々しい魅力が満載となっている『そして春風にささやいて』は、12月22日(土)より、シアターイメージフォーラムにてレイトショー公開されます。