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『マリッジリング』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった七里圭監督、小橋めぐみさん、保阪尚希さん(左から)

 25歳のOLと妻子ある上司と不倫の関係を描いた映画『マリッジリング』が12月8日に銀座シネパトスで初日を迎え、主演の小橋めぐみさんと保阪尚希さん、七里圭監督が舞台あいさつをおこないました。
 『マリッジリング』は、渡辺淳一さんの同名短編小説を映画化した作品。大胆なラブシーンもあるこの作品に出演するにあたり、最初は「私にできるのだろうかという不安もあった」という小橋さんですが、「七里監督にお会いしてお話したら、きっといい作品ができるだろうと思った」とのこと。七里監督は「渡辺先生の作品を映画化するプレッシャーもありましたが、小橋さんに出会えたこともあって、自分の世界に引きつけて撮れる作品かなと頑張ってみました」とメガホンをとった感想を話しました。
 小橋さんは、不倫相手を演じた保阪さんの印象を聞かれると「いつも落ち着いていて周囲に気の配れる方で、完璧な人だなと思いました」と回答。“完璧”と評された保阪さんは「最近は現場に行っても最年長のことが多くて、だから落ち着いて見えたのかもしれませんね」と照れ笑いを見せつつ、小橋さんについて「男性が理想とするようなOL像というのを追求されて演技されたんだと思います」と印象を語りました。

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「ちょうど去年の今ごろ撮っていた作品です。今日こうやってみなさんに観ていただけて嬉しく思っています」と主人公・千波役の小橋めぐみさん

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「原作は日常的なあまり事件のない話。“これをどう映像化するんだろう”と面白く思って出させていただきました」と、桑村役の保阪尚希さん

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「小橋めぐみさん、保阪尚希さんという素晴しい俳優さんとお仕事できたことが、改めて良かったなあと思っています」とコメントした七里圭監督

 舞台あいさつの最後では、小橋さんは「この作品は切ない気持ちだったり、秘めた想いだったり、恋をしたら多くの方が感じるであろう感情を描いた作品だと思うので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです」と作品をPR。続く保阪さんは「(演じた役は)男性からすると理想像的な男性。こういう都合いい奴になれるよう、我々男性陣は頑張っていかなきゃ。手の内が読まれるから女性には見せないほうがいいかな」とあいさつして場内の笑いを誘い「女性も“男ってこんなもんね”っていうくらいの気持ちで観ていただくといいと思います」と締めくくりました。

 それぞれに恋人や家庭を持ちつつ、別の相手に魅かれてしまう男女の微妙な心理を描いた『マリッジリング』は、12月8日(土)より銀座シネパトスにてロードショー上映されています。

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