人気絶頂の若手男優陣の共演で男性同士の恋愛感情を描いた『体育館ベイビー』が５月10日に初日を迎え、シネマート新宿で主演の中村優一さんら出演者と深川栄洋監督が舞台あいさつをおこないました。
この日の舞台あいさつは中村さんはじめ出演者が客席の後方から登場。サプライズ演出に満員の客席からは大きな歓声があがり、中村さんの「元気だねー！」というあいさつに客席の興奮はいっそう高まりました。
今年の２月に撮影がおこなわれた本作。中村さんは「夏のシーンがあって、半袖やタンクトップになるのでやっぱり寒いんです。プールのシーンも屋内プールだったんですけど、音の関係で暖房を切らなくてはならなくて、ずっと凍えていましたね」と撮影の苦労話を披露。共演の高橋優太さん、久保翔さんとは、互いの撮影中のエピソードを紹介したり、中村さんのフリで久保さんが物真似を披露するなど、息のあったところを見せました。
『体育館ベイビー』初日舞台あいさつ
満員の客席をバックにしてパネルを構える深川栄洋監督、桜庭ななみさん、桐谷美玲さん、中村優一さん、高橋優太さん、久保翔さん（左から）
「キャストのみなさん、スタッフのみなさんと、ほんとに全力でがんばりました。楽しんで観てください」と主人公・柴原潤役の中村優一さん
「男の友情と、愛情もちょっとあるんですけど、すごく熱かったりするので、それを観ていただければと思います」と村井直樹役の高橋優太さん
「初めての映画だったので、初めての経験ばかりで、ドラマとは違う演技の仕方とかいろいろと勉強になりました」と加藤潤一役の久保翔さん
「できあがった映画を観て、男同士の恋愛がちょっとだけですけどわかったような気がします」と早川希実役の桐谷美玲さん
「初めての映画で、とにかく一生懸命一生懸命やったので、それが伝わっていれば嬉しいです」と早川由紀役の桜庭ななみさん
「わからないことを調べながら作ったので苦労はひとしおです。あまりないタイプの映画になったと思っています」と深川栄洋監督
『体育館ベイビー』は、ほぼ同一のキャスト・スタッフで内容もリンクしている『同級生』と同日公開されるという異例の試みも話題のひとつ。両作品のメガホンをとった深川監督は「完成した作品を観たら、同じキャスト、同じ設定と思えないくらい違う作品になっていて、自分でもこんなに違うのかって驚きました。ぜひ『同級生』も観て違いを確認してください」と両作品をＰＲしました。
『体育館ベイビー』は５月10日(土)よりシネマート新宿ほかにて、同じ登場人物たちの別の物語が展開される『同級生』は同じく５月10日よりシネマート六本木ほかにて、全国順次公開されます。