近未来の東京を舞台に、民営化された警察とミュータントの激闘を描いた『東京残酷警察』が10月4日にシアターN渋谷で初日を迎え、上映終了後に西村喜廣監督と主人公の女警官・ルカを演じたしいなえいひさんらが舞台あいさつをおこないました。艶やかな劇中の衣裳で登場したしいなさんが「楽しんでいただけましたでしょうか?」と問いかけると、超満員の客席からは大きな拍手が送られました。
この作品が3年ぶりの映画出演となるしいなさんは「久しぶりの映画復帰で、とてもいいスタッフと出演者の方に迎えられて、この日を迎えられたことを幸せに思います」あいさつ。西村監督は「しいなさんとは初めての現場だったんですけど、最初からイメージどおりでした」と絶賛しました。
キャスト陣が撮影時のエピソードとして口々に話題にするほど大量の血のりが使われているのが話題の本作。脚本協力を手がけ出演もしているナコシサヤコさんは「(血の色が)すごく綺麗。世界ではキタノ・ブルーが有名になっていますけど、これからはニシムラ・ブラッド」とコメントし、場内の喝采を浴びました。