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東京国際映画祭『青い鳥』舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった中西健二監督、阿部寛さん、まきちゃんぐさん(左から)

 第21回を迎える東京国際映画祭が10月18日、六本木と渋谷を会場に開幕しました。
 今年も多くの日本映画がラインナップされ、10月19日には重松清さんの小説を映画化した『青い鳥』が一般公開に先駆けて“日本映画・ある視点部門”で上映。主演の阿部寛さんと中西健二監督が舞台あいさつをおこないました。
 阿部さんは「この映画はイジメがテーマで、ひじょうに難しい問題です。でも、多くの言葉を語らずに心の奥底に入っていってくれるような作品だったので、自分でもやっていていろいろ考えさせられましたし、この作品からいいものを貰ったと思います。みなさんもぜひそれを感じていただければ」と、中西監督は「映画を観たあとでなにか感じたことがありましたら、それを大事に持ち帰っていただければとても嬉しいです」とそれぞれあいさつしました。

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本作が初監督作となる中西健二監督

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主人公の村内先生を演じた阿部寛さん

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主題歌と音楽を担当したまきちゃんぐさん

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まきちゃんぐさん(右)から贈られた花束を手に、曲の感想を語る阿部寛さん(左)

 舞台あいさつには、主題歌と音楽を担当しているシンガーソングライターのまきちゃんぐさんもサプライズゲストとして登場し、中西監督と阿部さんに花束を手渡しました。
 「素晴しい映画に参加できて光栄に思っています」とまきちゃんぐさん。阿部さんは「すごく詞がよくて作品の意味が伝わってくる。この曲に支えられているようで、最高の曲を作っていただいたと思っています」と曲を絶賛し、中西監督も「この映画を作る早い段階から曲があって、この曲に導かれるような感じで映画を作っていった気がします。素晴しい曲をありがとうございます」と感謝の言葉を贈りました。

 ある事件に揺れた中学校を舞台に、ひとりの臨時教師が生徒たちのこころに静かな変化を与えていく『青い鳥』は、阿部さんのほか、生徒役に本郷奏多さん、教師役に伊藤歩さんらが出演。11月29日(土)より、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほかにて全国ロードショーされます。

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