人気の若手俳優集団“D-BOYS”のメンバーが時代劇に挑んだ「大河ロマンシリーズ三部作」の第３弾となる『大奥 浮絵悲恋』が11月22日に初日を迎え、シネマート六本木で主演の荒木宏文さん、共演の鈴木じゅんさん、山本清史監督が舞台あいさつをおこないました。
『大奥 浮絵悲恋』は、絵師でもある男花魁・浮島（いくしま）と、大奥の御年寄（おとしより＝第二位の女中）・絵島の恋を描いたラブストーリー。
時代劇に初挑戦した荒木さんは「（時代劇は）着付けの方とかが昔ながらの職人さんで怖いというイメージがあったんですけど、すごくきさくなおじいちゃんで大好きになりました。時代劇への怖いイメージがなくなりましたね」と撮影を振り返りました。また、絵島役の鈴木さんとのラブシーンについて質問されると「経験不足が露わになりましたね。ガチガチでしたもん。（鈴木さんに）手を回されてドキッとしてすげえ焦りました」と、照れ笑いをみせました。
『大奥 浮絵悲恋』初日舞台あいさつ
舞台あいさつをおこなった山本清史監督、荒き宏文さん、鈴木じゅんさん（左から）
「お芝居が好きですという気持ちで全力でやっているので、隅から隅まで観ていただければと思います」と浮島役の荒木宏文さん
映画初出演で時代劇に挑戦した絵島役の鈴木じゅんさんは「（台本の）漢字がすごい難しくって悪戦苦闘しました」とコメント
「ラストシーンのあと、ふたりの気持ちはどこへいったのかと思いを馳せていただければ嬉しいなと思います」と山本清史監督
シリーズ３作全てのメガホンをとった山本監督は「時代劇はすごい予算がないと衣裳も作れないんじゃないかと思っていたんですけど、実際にやってみて“大作じゃなくてもできるんじゃん”と思いました。時代劇は日本の文化なんで、いろんなところで“もっと時代劇をやったほうがいい”と言っています」と、今後の作品にも期待を持たせました。
若いキャストと斬新な設定により時代劇に新風を巻き起こす『大奥 浮絵悲恋』は11月22日(土)より、シネマート六本木にてロードショーされています。