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『泣きたいときのクスリ』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった福島三郎監督、佐津川愛美さん、戸田菜穂さん、大東俊介さん、袴田吉彦さん、北浦愛さん(左から)

 2007年に放送され人気を博したラジオドラマを映画化した『泣きたいときのクスリ』が1月10日に初日を迎え、シネマート新宿で主演の大東俊介さんら出演者と福島三郎監督が舞台あいさつをおこないました。
 『泣きたいときのクスリは、電車の中で人目もはばからず号泣している男を見かけた5人の男女が織りなす物語。映画の内容にちなんで、出演者に「人前で泣くことはありますか?」という質問がされ、大東さんは「20歳になってお酒をを飲めるようになったときに、初めてこれでもかというくらい(たくさん)飲んだら、熱く語りだして、大号泣した思い出があります。“もう2度と飲まない”とそのとき思いました」と、意外なエピソードを紹介。また、同じ質問に戸田菜穂さんは「若いころは怖い監督さんに怒鳴られて人前でも涙が出てきました」と、佐津川愛美さんは「(涙は)身内とかにしか見せないかもしれないですね。監督の前では残念ながらお見せできなかったかなみたいな(笑)」と答え、それぞれ会場を沸かせました。

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「とにかく役者さんが楽しく演じられるように、現場の空気を明るくすることが一番かなと思ってやっていました」という福島三郎監督

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「監督はほんとに笑顔が絶えなくてこの作品にピッタリの優しい方。作品自体すごく優しい時間が流れています」と龍一役の大東俊介さん

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「いろいろな人に支えられて生きているんだなあということを映画から感じていただけると思います」とOL・エリカ役の戸田菜穂さん

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「この映画を観て、思いっきり笑って、思いっきり泣いて、思いっきり癒されていただきたいと思います」と駅員・竹野役の袴田吉彦さん

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「監督が優しくって、あたたかい現場で作ったというのが観ていただけると伝わると思います」と女子高生・綾役の佐津川愛美さん

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「泣いてでもいいから、すれ違ってもいいから、繋がっていたい人の大切さがわかる映画だと思います」と女子高生・麻里子役の北浦愛さん

 本作が初監督となる福島監督は「大東くんや袴田くん、遠藤(憲一)さんたち、カッコいい男たちの素敵な泣きっぷりが見られる映画です。あったかい気持ちになれる映画だと思っております」と見どころを紹介。大東さんは「観終わったときに気持ちがさっぱりして優しい気持ちで終われるんじゃないかと思うので楽しんでください。いい三連休が迎えられると思っています」と映画をPRして舞台あいさつを締めくくりました。

 『泣きたいときのクスリ』は、1月10日(土)よりシネマート新宿にて公開中。ほか全国順次ロードショーされます。

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