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『THE CODE/暗号』プレミア試写会

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舞台あいさつをおこなった林海象監督、宍戸錠さん、尾上菊之助さん、稲森いずみさん、松方弘樹さん(左より)。宍戸さんと松方さんはガン・アクションの血糊が付いたままの衣装であいさつ

 尾上菊之助さんが、黒いスーツに身を包んだ暗号解読の天才の探偵を演じる『THE CODE/暗号』(5月9日公開)のプレミア試写会が4月21日に恵比寿ガーデンホールでおこなわれました。
 『THE CODE/暗号』は、林海象監督が生み出し映画・ネットシネマなど多くのメディアで展開してきた「探偵事務所5」シリーズの最新作。この日の舞台あいさつは宍戸錠さんと松方弘樹さんの劇中のシーンさながらのガン・アクション対決でスタートし、宍戸さんは舞台上で転げまわる激しいアクションを披露。続いて舞台に登場した尾上さんはベテランふたりのアクションに負けじとクルリと1回転して銃を構えるポーズを決め、客席を沸かせました。
 主人公・探偵507役の尾上さんは「林海象監督が愛情を込めてシリーズとして撮っていらっしゃる作品の中に、探偵スーツを着て参加できたことは私の中でかけがえのない経験になっております」とあいさつ。また、華麗なガンアクションを披露した宍戸さんは「映画俳優を56年やっています。人間の心理を描いた作品も好きなんですけど、ぼくが身上としている映画というのは活劇大娯楽なんです。後期高齢者ではございますが、ひっくりかえっても平気です」と力強く語りました。

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「素晴しいキャストのみなさんの中で映画作りに参加できたことをほんとに幸せに思っております」と探偵507役の尾上菊之助さん

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「いままでにない役を演じさせていただきました。思い出深い映画になったのでぜひ楽しんでください」と美蘭(メイラン)役の稲森いずみさん

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「(探偵事務所5シリーズは)毎回チャレンジがありまして、今回はシリーズの集大成になる作品にしようと思っていました」と林海象監督

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舞台あいさつがスタートし、暗転したステージに登場したのは宍戸錠さん演じる“エースのジョー”(右)と松方弘樹さんが演じる謎の男・椎名(左)。会場に銃声が響きわたり、エースのジョーが倒れる!

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上海の現地スタッフについて「日本語で説明したけど本番やったら完璧。映画が好きな人は世界共通で楽しかった」と探偵501役の宍戸錠さん

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「ミステリアスな、そしてアクションのある素晴しい映画に仕上がっています。どうぞ楽しんでください」と謎の男・椎名役の松方弘樹さん

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ふたたび立ち上がったエースのジョーと椎名の対決。なんとこのアクションは、本番直前にステージ袖で打ち合わせただけだとのこと。とてもそうとは思えない息のあった白熱の対決シーンでした

 「こんな御大のおふたりにガン・ファイトをやっていただいて本当にありがとうございます」と壇上でも宍戸さんと松方さんに感謝の意を示した林監督は、劇中でのふたりの対決シーンについて「銀幕スターの大対決ですね。撮ったときは体がしびれました」と語り、「ぼくの好きな黄金期の日本映画に迫れたかなと思っています」と作品の出来映えに自信を覗かせました。

 『THE CODE/暗号』は、5月9日(土)より全国ロードショー。尾上さんは「ひとつの暗号をもとにいろいろなキャラクターが描き出す愛憎、欲望、絆というものを、林海象監督が描くクールでスタイリッシュな映像美の中にご覧いただきたいと思っております。そして宍戸錠さんと松方弘樹さんの激しいガン・アクションも見ものとなっております。ぜひ劇場にお越しください」と舞台あいさつを締めくくり、作品をPRしました。

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