7人の監督と7人の女優がさまざまな“非女子”の姿を描いた『非女子図鑑』が5月30日に初日を迎え、渋谷シアターTSUTAYAで江口のりこさん、月船さららさん、仲里依紗さん、山崎真実さんの4人が舞台あいさつをおこないました。
『非女子図鑑』は「女はこうあるべき」という枠にとらわれず自由に生きる“非女子”を主人公にしたショートムービー集。
舞台あいさつに登場した4人はそれぞれ個性豊かな“非女子”を演じており、演じた役と自分との共通点を聞かれると、仲さんは「女子度まったくゼロみたいな女の子の役で、部屋着がシャツインなんですけど、私もおなかが冷えるんで部屋着はシャツインなので、そこが共通点。ほんとに素な感じでできました」と、意外な“非女子ぶり”を告白。温泉好きの非女子を演じた江口さんは「私も温泉は好きです」、ノーブラの非女子を演じた月船さんは「自分なりのポリシーを持っている女性なので、その心持ちには共感しました」、格闘系非女子を演じた山崎さんは「私は4歳から新体操をやっているので、体を動かすっていうのは共通点だと思いました」と、それぞれの共通点を話しました。
『非女子図鑑』初日舞台あいさつ
個性豊かな“非女子”を演じた4人の主演女優陣。左から、江口のりこさん、月船さららさん、仲里依紗さん、山崎真実さん
「共演が綾田俊樹さんと深水元基くんで、役作りではふたりにずいぶん助けられました」という江口のりこさん
「女子をちょっと捨てている部分のある役だったので、お化粧しないでスッピンで挑みました」という月船さららさん
「部屋がすごく汚い女の子という設定で、匂いがすごかったんです。清潔にしようと思いました」と仲里依紗さん
「アクションのハードルが最初からすごい高かったので、期待に応えなければと、すごく頑張りました」という山崎真実さん
“祝・ヒット”のパネルを持った4人の主演女優。金髪で登場した仲里依紗さんはじめ、映画で見せているのとはガラリと違った華やかな魅力をふりまきました
舞台あいさつでは、江口さんは「温泉に入って、最初はすごく気持ちよかったんですけど、だんだんジンマシンが出てきて大変でした」、月船さんは「ほんとの遺跡発掘現場をお借りして撮影したので、逃げ場がなくて日光に照らされて倒れるかと思いました」と、撮影の苦労話も披露。
山崎さんは「7作品とも独特で個性的な作品なので楽しんでもらえたらなと思います」と映画をPRし、仲さんは「非女子を好きになって帰っていってください。そして周りにいる非女子を受け入れてあげてください」と非女子から観客へのメッセージを送りました
この日の舞台あいさつに出演した4人のほか、鳥居みゆきさん、足立梨花さん、片桐はいりさんが主演し、気鋭の監督たちとのコラボレーションを見せている『非女子図鑑』は5月30日(土)より渋谷シアターTSUTAYAにて公開。公開期間中にはキャスト・スタッフの出演するイベントが開催されます。