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人気子役とバイリンガル声優が揃って登壇:『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』完成披露試写会

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舞台あいさつに登壇した劉セイラさんと濱田龍臣さん(左より)

 日本のアニメスタジオと中国の映画会社の初の共同プロジェクトによって誕生したアニメ映画『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』の完成披露試写会が12月22日にシネマート六本木で開催され、主人公・テンジンの声を担当した人気子役の濱田龍臣さんと、中国語版で同じくテンジンの声を担当した中国出身の声優・劉セイラさんが舞台あいさつをおこないました。
 中国のベストセラー小説が原作の『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』は、チベットの平原を舞台に、孤独な少年・テンジンと勇敢なチベット犬・ドージェヨンジーが友情を育んでいく物語。
 濱田さんは「初めての日中合作アニメの声優の主演をやらせていただいてとても嬉しいです。すごく面白くなっていると思うので、みなさん楽しんで観てください」とあいさつ。自分とテンジンの共通点について「焦っちゃうとすぐ転ぶみたいなところは似ているかなと思いました(笑)」と話しました。
 中国語版のアフレコをするにあたり「監督さんから“(濱田さんに似せるのではなく)あなたのテンジンを作ってください”と言われて大変でしたけど、それをクリアしたときは楽しかったです」という劉さんは、濱田さんの声の演技について「素晴らしかったです」とコメント。濱田さんは「ありがとうございます」と笑顔を見せました。

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「完成した作品は、すごく迫力があって、すごく感動するシーンがあったり、みなさんに観ていただくのが楽しみです」と濱田龍臣さん

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「自分の声が流れるのが恥ずかしかったんですが、どんどんストーリーに引き込まれ、最後は泣いてしまいました」と劉セイラさん

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カメラに向かって笑顔で手を振る濱田龍臣さん(右)と劉セイラさん

 ふたりのテンジンはそれぞれ「テンジンがドージェに笛を聞かせてあげるシーンが印象に残っています」(濱田さん)、「ちっちゃいワンちゃんのワラが出てくるところが好きですね」(劉さん)とお気に入りの場面を紹介。「見どころはチベット高原のとてもきれいな景色です。そこを注目して観ていただくと面白いと思います」という濱田さんの言葉で舞台あいさつは締めくくられました。

 監督に劇場用アニメ『ピアノの森』などで高い評価を受ける小島正幸監督、キャラクター原案に人気マンガ家の浦沢直樹さんなど豪華なスタッフが集結、日本を代表するアニメスタジオ・マッドハウスが贈る雄大な生命の賛歌『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』は、2012年1月7日(土)よりシネ・リーブル池袋にてモーニングショー上映されます。

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