名古屋を拠点にするスタッフ・キャストによる“名古屋発”のエンターテイメント作品『岸部町奇談 〜探訪編〜』が6月2日に下北沢トリウッドで初日を迎え、横田亜美さんらキャストと林一嘉監督が舞台あいさつをおこないました。
『岸部町奇談 〜探訪編〜』は、名古屋で公開され人気となった「岸部町奇談」シリーズ初の長編作。架空の町・岸部町の高校を舞台に、不思議な教育実習生・朋子を巡る謎を解き明かそうとする女子高生・黒江ミウと“怪奇特別探偵”と呼ばれる二人組・はじめと満の活躍が描かれていきます。
朋子を演じた横田さんは中部・関西地区でモデルとして活躍しており本作が映画初出演。「演技も初めてでまだまだ足りないところもありますが、初々しいところを見てもらえたら嬉しいです」とあいさつしました。
名古屋発のエンターテイメント東京公開!:『岸部町奇談 〜探訪編〜』初日舞台あいさつ
舞台あいさつをおこなったサエトさん、横田亜美さん、平野瑶貴さん、林一嘉監督、司会の岸田恵里子さん(左より)
「ぼく自身も楽しい気持ちで撮った作品です。みなさま岸部町の世界を楽しんでいただければと思います」と林一嘉監督
「撮影の合間に話していたのが楽しかったです。つねに笑っていました」と撮影を振り返った高柳朋子役の横田亜美さん
女子高生・ミウの少女時代を演じた平野瑶貴(ひらの・たまき)さんは「がんばったので、ぜひ観てほしいです」とあいさつ
“怪奇特別探偵”はじめ役のサエトさんは「(怪奇特別探偵の)相方と異様に近づいて走っているシーンが見どころです」
舞台あいさつの司会をつとめたのはイベントや舞台などで活躍する岸田恵里子さん(右)。高校が舞台の『岸部町奇談』に合わせてセーラー服で登場
林監督は「いろいろ仕掛けがあります」と作品について語り「『岸部町奇談』はまだまだ続きますので、応援のほうをよろしくお願いします」と、今後の展開にも期待を持たせました。
名古屋で活躍する俳優陣に加えてミウ役に水沢奈子さんが出演し、奇妙だけどあたたかな物語が展開される昭和の香り漂う怪奇ジュブナイル『岸部町奇談 〜探訪編〜』は、6月2日(土)より下北沢トリウッドにて2週間上映。映画公開にあわせて『探訪編』以前に製作された短編『岸部町奇談』第一章・第二章が動画サイト“GyaO!”で無料配信されています。
また、林監督が脚本・監督などのほか主演もつとめたアクション映画『ローンチャレンジャー』も、同時期にトリウッドにて上映されています。