徳山秀典さんらイケメン男優4人が共演するコメディ『パーティは銭湯からはじまる』(12月公開)の完成披露試写会が8月5日にニッショーホールで開催され、徳山さんと共演の須賀貴匡さん、高野八誠さん、佐藤永典さん、松田圭太監督が舞台あいさつをおこないました。
『パーティは銭湯からはじまる』は、30歳の誕生日に合コンで大失敗した上に、タイムスリップして同じ1日を何度もループすることになってしまった青年・花島が主人公。徳山さんが花島を演じ、須賀さん、高野さん、佐藤さんが友人役を演じています。
タイムスリップというSF的な設定に加えてギャグも満載、さらにアクションまで盛り込まれた作品となっており、徳山さんは「このぶっ飛んだ映画をみなさんにお見せできるのを楽しみに待っていました」とあいさつ。コメディとあってこれまでの徳山さんのイメージとは異なった、本人曰く「どんどんどんどん壊れていく」役を演じており「役者としてすごい挑戦したかったジャンルです。“いい大人たち、力を持った大人たちが全力でふざけるとこういう映画ができるんだ”というものを作りたくて作りました。ぜひ最後まで楽しんでください」と、作品の出来映えに自信を覗かせました。
コメディ挑戦で「どんどんどんどん壊れていく」:『パーティは銭湯からはじまる』完成披露試写会
舞台あいさつをおこなった須賀貴匡さん、高野八誠さん、徳山秀典さん、佐藤永典さん、松田圭太監督(左より)。キャスト4人は劇中の衣裳で登壇しました
「花島という人間が、みんながだんだん意地悪な目で見るくらいに不幸に陥っていくところを見てください」と花島役の徳山秀典さん
「この4人の芝居が多かったので、4人の中で生まれてくる発想だったりがすごく楽しみでやっていました」と風間役の須賀貴匡さん
「テストでテンションを上げるのが恥ずかしいんですよね。それを本番でどこまで持っていくか頑張りました」と鳥谷役の高野八誠さん
「素晴らしいキャストさんとスタッフさんと楽しくやらせていただきました。それが伝わればいいなと思います」と月野役の佐藤永典さん
「終始バカバカしく進むんですけど各シーンごとみんな真剣にやってるので、それぞれのシーンに見ごたえがあると思います」と松田圭太監督
フォトセッションの際に佐藤永典さん(右)は、タイトルにちなんだグッズのミニタオルをさりげなく(?)アピールしました
タイトルのとおり劇中では銭湯が重要な役割を果たしており、舞台あいさつに登壇した4人の入浴シーンも。佐藤さんは入浴シーンがあったおかげで「(出演者同士が)打ち解けたんじゃないんでしょうか」と話し「バスタオルを巻いたり、意外にみなさん隠し気味でしたよ」と、きわどい表現も交えつつ撮影の様子を振り返りました。
『パーティは銭湯からはじまる』は、この日の舞台あいさつ登壇者のほか、CMなどに出演する波瑠(はる)さん、モデルとしても活躍する有末麻祐子さん、ベテランの宮川一朗太さん、斎藤洋介さんらが共演。2012年12月にシネ・リーブル池袋にて公開されます。