次世代を担う若手監督たちによるオムニバス映画「全力映画2013」が、12月7日(土)より、新宿K's cinemaにて3週間にわたって上映されます。
「全力映画2013」は、若手監督たちが広く募集された若手俳優と数ヶ月に及ぶワークショップを経て作り上げた作品を劇場公開するもの。昨年2012年に第1期として4作品が上映されており、今回の「全力映画2013」では第2期作品4本が2プログラムに分けて上映されます。
Aプログラムで上映されるのは、近年のSNSブームを題材にした奇妙なユーモアのある短編『いいね!』(山岡大祐監督)、割り切った関係だったはずの男を求めてしまう女性を主人公にした『籠の中』(伊月肇監督)、アルバイトの若者たちが体験する出来事をSFタッチで描く『008』(高橋康進監督)の短編3作品。
Bプログラムでは、浄瑠璃「曾根崎心中」をベースとしたオーケストラ・マコンドーの舞台劇を映画化した長編『トーキョービッチ,アイラブユー』(吉田光希監督)が上映されます。
Aプログラムの『いいね!』はFOXムービー プレミアム 短編映画祭2013でグランプリを受賞、Bプログラム『トーキョービッチ,アイラブユー』は第14回東京フィルメックス・コンペティション部門スペシャル・メンションを受賞など、上映作品はすでに各所で高評価を得ている作品揃い。今後さらに活躍の場を広げていくに違いない若手監督と俳優たちの“全力“を観るまたとない機会となっています。
『全力映画2013』は12月7日(土)より新宿K's cinemaにて1日1回(13日までは19時より、14日以降は21時より)上映。上映期間中には、監督と出演者やゲストを迎えてのトークイベントも予定されています。