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MAKIDAIさん主演映画初披露にキャスト総勢9名が集結 『俺たちの明日』完成披露上映会

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舞台あいさつをおこなった、高柳明音さん、谷内伸也さん(Lead)、平田満さん、中尾明慶さん、眞木大輔さん、大東駿介さん、武田真治さん、中村靖日さん、橋本一郎さん、中島良監督(左より)

 人気グループ・EXILEのパフォーマー・MAKIDAIこと眞木大輔さんが主演をつとめる新感覚の密室サスペンス『俺たちの明日』(おれたちのあした:4月5日公開)の完成披露上映会が3月24日にお台場シネマメディアージュで開催され、眞木さんと共演の大東駿介さん、武田真治さん、平田満さんら総勢9人の出演者と中島良監督が舞台あいさつをおこないました。
 映画『スイッチを押すとき』で注目された中島監督と脚本の岡本貴也さんが再びタッグを組んだ『俺たちの明日』は、眞木さんが演じる盗みのプロ・不動龍が主人公。龍やその仲間をはじめ、様々な事情を抱えつつ密室に閉じ込められた8人の男たちが繰り広げる先の見えないストーリーが、激しいアクションも交えながら描かれていきます。
 舞台あいさつは上映終了後におこなわれ、大きな歓声の中登場した眞木さんは「この映画は約1年前に埼玉の深谷という場所で撮影させていただいたんですけど、すごい寒い中、監督をはじめスタッフのみなさん、そしていま一緒に登壇していただいている共演者のみなさんと精一杯がんばってやらせていただいた作品です。それをこうしてみなさんに観ていただいて、記念すべき1回目に観ていただいたみなさん、ほんとうにありがとうございます」と、あいさつ。龍の仲間・トシを演じた大東さんは「みなさんがこの映画ができて初めてのお客さんです。いかがだったでしょうか?」と映画の感想を尋ね、客席からの大きな拍手に「裏でドキドキしてたんです。これで俺たち出てシーンとしてたらショックやなっていう(笑)。今日はほんとうにありがとうございます」と笑顔を見せました。

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「この映画はある意味、激しいハードな世界なんですけど、バックグラウンドには家族の事情だったり、いままで生きてきて抱えているものだったりがあったりして、そういうものが作品に浸透していると思う」と、主人公・不動龍役の眞木大輔さん

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「1年ぶりにこうして(出演者の)みんなと一緒に集まれたことがすごく嬉しいです」と龍の仲間・トシ役の大東駿介さん。どんでん返しのあるストーリーのため「インタビューとか、なにを話したらいいのか全然わからなかったです」と苦労話を披露

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会場の大きな歓声に「ぼく、いま一生分のキャーキャー言われた気がして、こんなにMAKIDAIさんってキャーキャー言われてんの? マジか! って思って、なんかぼくまで嬉しくなっちゃいました(笑)」と、龍の弟分・タカシを演じた中尾明慶さん

 撮影中のエピソードを尋ねられた眞木さんは「武田さんはじめ、現場で入ったらまず腕立て伏せで、現場をあたためていただいて、ほんとにいい雰囲気の中でやらせていただいて感謝しています」と、撮影が“朝の腕立て伏せ”から始まっていたことを紹介し、龍の仲間・タカシを演じた中尾明慶さんも「朝、武田さんが入ってこられると“よーし、みんな腕立て100回!”。あれなんすかね? いまだにぼくよくわからないんですけど」と、それが武田さんの指示だったと告白。龍が盗みに入る質店の店主・児玉源治を演じた武田さんは「やっぱり、スタッフの方ってぼくらより先に入って準備してくれているわけでしょ? やっぱりそこに寝起きの奴が行くよりも、パーンとシャツの下(筋肉が)張っているような奴が“おはようございます!”って行ったほうが、絶対スタッフの方も“よし、いいの撮ろう!”って思うと思うんですよ!」と、腕立てに込めた熱い想いを説明し、中島監督も「そのおかげでカメラマンの方も“よし撮るぞ!”って」と、武田さんの熱い想いがスタッフに伝わっていたことを明かしました。

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「台本を読んだときに"こういうクライム・ムービーみたいな作品が日本で作られるんだ!”と思って、ただの血みどろで終わらない新しいジャンルの映画ができ、そこに参加できたことを嬉しく思います」と、質店Kの店主・児玉源治役の武田真治さん

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「みなさんの熱い拍手に感激しています」というベテラン刑事・君島総一郎役の平田満さんは、キャストの中で最年長。「この熱い男たちについていくのが必死でした。でも、拳銃を撃ったりとかは、やっぱり男の子ですね、とっても気持ちよかった」

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「たぶん、もう一度ご覧いただくと“木戸ってこうだったんだなあ”というふうに観ていただけるんじゃないかと思いますし、みなさんの素晴らしい友情と人間愛をお楽しみいただけるんじゃないかと思います」と、刑事・木戸誠を演じた中村靖日さん

 また、映画の見所のひとつでもあるアクションについて、大東さんは「密室で人の気持ちがどれだけ見えるかみたいな映画なので、アクションのパンチ一発、蹴り一発にも気持ちが乗っかるんじゃないかと思って、中尾くんにも“本気で蹴ってほしいと”いう話をしました。ただ、彼のポテンシャルをなめていたところがありまして、キックが想像以上に重いという(笑)」と裏話を披露。中尾さんは「なかなか先輩の人を蹴り続けることなんてないので、嬉しかったあ(笑)」とそのときの気持ちを語り、大東さんも「ぼくはぼくで、蹴られながらやっぱ嬉しかったです(笑)」と話して会場の笑いを誘いました。

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「ようやくみなさんに観ていただけてほんとに嬉しく思います。ぼく自身も素晴らしい作品だなとも思いました。また2度3度と観て、新たな部分を発見して、楽しんでもらえたらなと思います」と、質屋の常連客・柿ノ木剛を演じた谷内伸也さん

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質屋のバイト店員・加藤新平役の橋本一郎さんは谷内さんとのシーンが多く「撮影が終わってからもホテルとかで、茶しばきながら一緒にいろいろ話したりして」役作りをしたそう。劇中とはガラリと違った外見に会場からどよめきも起こりました

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「初めての映画出演ということで、すごく緊張しながら楽しみにしていたんですけど、手のちょっとした動きだったり、後ろ姿でのちょっと切ない演技とか、そういう演技は初めてやったので勉強になりました」と、龍の妹・かりん役の高柳明音さん

 龍の妹・かりんを演じ、登壇者の中で唯一の女性となった高柳明音さんは、龍と離れた場所で暮らしているという設定のため、撮影中はほとんどほかの出演者に会っていないそうで「改めてみなさんに会って、初めて妹になれたような気がしました。私はテレビでEXILEさんが出てるときに”ああ、お兄ちゃんが踊ってる”と思いながら観ていたので、改めてお会いしたときに(眞木さんが)“やっと会えたね”って言ってくださって嬉しかったです」と心境を語りました。

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「この作品を作れて、このようなかたちで公開できてほんとに嬉しいですし、そして今日、キャストのみなさんが揃ったのも嬉しいなと。このままスピンオフで『俺たちのYesterday』とか撮りたいくらいの勢いです」と、中島良監督

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アクションもふんだんに盛り込まれている『俺たちの明日』。武田真治さんは「俺とMAKIDAIさんのアクション決まってなかった?」と客席にアピール。大きな拍手に眞木さんは「ありがとうございます。武田さんと自分のもそうだけど、みなさんアクション多くて、全員必死でやって、この作品はみなさんでって感じがあります」とコメント

 中島監督は、高柳さんが演じたかりんに監督自身を投影しているところがあると明かし「少女が見た世界と映画を解釈することもできるんじゃないかな」と、映画を楽しむさまざまな視点があることを紹介。
 そして眞木さんは「みんなで一生懸命に取り組ませていただいて、こうして観ていただけるというのは、ほんとに自分たちにとっても喜びですし、舞台あいさつでもあたたかく観ていただけるのは嬉しく思っています。『俺たちの明日』という作品は、監督もおっしゃっていましたけど、いろいろな角度から観られる作品で、また違った楽しみ方もできると思います。おかわり大歓迎なので、ぜひ劇場に足を運んでください」と舞台あいさつを締めくくりました。

 観客の予想を次々と裏切っていく驚愕のストーリー展開とその中で生まれていく感情、そして無国籍な独特の雰囲気が魅力的な『俺たちの明日』は、4月5日(土)より、新宿バルト9ほか、全国ロードショーされます。

※記事公開当初の内容に一部キャストの役名を加筆しています。(3月25日修正)

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