映画出演が続きCMでも話題の武田梨奈さんと、日韓のメンバーで結成された5人組ボーイズグループ・BEE SHUFFLE(ビー・シャッフル)がダブル主演する『原宿デニール』(2015年公開予定)の製作が現在進んでおり、撮影中の10月2日にロケ場所である原宿で武田さんとBEE SHUFFLE、タカハタ秀太監督が取材に応じました。
『原宿デニール』は、世界にカルチャーを発信する街・原宿を舞台に、さまざまな夢を抱いた若者たちの物語が交錯していく群像劇となっています。
キャストの6人とタカハタ監督は、それぞれ映画への意気込みと舞台となる原宿への想いを語りました。
武田梨奈さん「肉食」宣言でBEE SHUFFLEのミッションを応援 『原宿デニール』会見
取材に応じた武田梨奈さんとBEE SHUFFLEのメンバー、タカハタ秀太監督。左より、ギュミンさん、シュウタさん、ジュノさん、武田さん、ミンスさん、ジュンさん、タカハタ監督
婦人警官・横山役:武田梨奈さん
どこまで喋っていいかわからないんですけど、単純に言えば群像劇ですよね。いろんなタイプの人間がいて、いろいろな場所でいろいろなことが起きる。最後はちょっとお楽しみなんですけど、ものすごく面白い内容になっています。
原宿はすごい個性的な街だと思っていて、私の今日の服装もそうなんですけど、なんかこう自由にいられる場所なんじゃないかなって感じますよね。すごい夢のある場所だなって思います。
ストッキング専門店で働く青年・ソン役:ミンスさん(BEE SHUFFLE)
ぼくはソンの役、ミンスといいます。ぼくたちが映画を初めて撮るからメチャ緊張もしてドキドキして、最近寝れなくて、もう大変ですけど(笑)、メチャがんばりますから応援よろしくお願いします。
原宿のイメージは、雑誌で見たら世界で一番有名な観光地というイメージがありますから、ぼくも韓国で見てちゃんと原宿を知っていました。そのときからいままで、原宿のイメージは若い人たちが集まる歴史がある街じゃないかと思っていて、そこでぼくたちが撮影するから感謝しています。
ソンの友人・ペク役:ジュノさん(BEE SHUFFLE)
ぼくたち初映画挑戦をします。これからどんどんいろんな挑戦をしたいと思いますので、引き続き、武田さんとタカハタ監督さんと、そしてBEE SHUFFLE、応援よろしくお願いします。
原宿は、やっぱりいろんな個性の人たちが集まったり、日本でも一番オシャレなところじゃないかなと思っています。そしてぼくたちBEE SHUFFLEでは初めて活動をしたところですから、やっぱり意味がたくさんあって、心が燃えています。がんばります。あ、そしてペク役です(笑)。さっき(言うのを)忘れました、ペク役のジュノです。(ほかのメンバーから「遅いよ!(笑)」)
芸能界入りを夢見る高校生・祥太役:ジュンさん(BEE SHUFFLE)
高校生の祥太役・ジュンです、よろしくお願いします。今回ぼくたちBEE SHUFFLEは初めて演技をやらさせていただくんですけど、一生懸命取り組んで監督のもとでがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
やっぱり、原宿というのは最新の情報を配信していっている街なので、すごい憧れの街だと思います。ぼくたちBEE SHUFFLEはけっこう原宿で活動をやらせていただいているので、それも含めてがんばっていけたらなと思っています。原宿にも遊びに来てください!
警官・武田役:シュウタさん(BEE SHUFFLE)
警官の役をやらせてもらっています。演技をすることが初めてなんで勉強しながらやっているんですけど、完成が楽しみです。これからもがんばります。よろしくお願いします。
ぼくは青森出身なので原宿はだいぶかけ離れた場所なんですけど、BEE SHUFFLEの活動を始めてからたくさん原宿に来るようになって、ほんとにオシャレな街で(街の人の)服装もオシャレだなと思って、毎日勉強に人間観察とかしています。飽きないですね。
耳かき専門店でアルバイトする青年・キム役:ギュミンさん(BEE SHUFFLE)
ぼくはアルバイトのキム役のギュミンです。ほんとに有名な有名な方々と一緒に映画をやってほんとに光栄です。ぼくたち、まだあんまり上手じゃないですけど一生懸命がんばります。よろしくお願いします。
原宿は、若者の街、そこにいたら若者がたくさんいる街で、やっぱりいいところですね(笑)。
タカハタ秀太監督
お芝居初めての人がたくさんいるので、ぼくはとっても楽しいです、いろんな意味で。
ぼくらの世代は「竹の子族」とかの世代なんですけど、学生時代もちょくちょく来てはいましたが、明治通りより上はあまり行かなかったんですね、ぼくらの世代って。どちらかと言うと表参道だったんです。
映画の『原宿』というタイトルは、プロデューサーが「原宿を舞台にしたなにかを作ってくれ」と、それだけのリクエストだったんですね。なのでタイトルに入れました。
武田さんは撮影の都合で取材時は別の衣裳でしたが劇中では婦人警官の制服姿を披露しており、制服を着た感想を「やっぱり憧れがあったのですごいテンションが上りましたね。コスプレ感を出さないように演じています」とコメント。そんな武田さんの婦警姿をタカハタ監督は「武田さんは中身がすごいいい人なんですよ。ご飯粒を1粒も残さないような人で、それで婦人警官の制服を着ると違和感がまったくない」と賞賛。ミンスさんも「似合ってますね。初めて会ったときに警察の服でほんとに警察の人だと思って、でも顔を見たら武田さんで“あ、おはようございます!”(笑)。ビックリしました」とエピソードを紹介しました。
BEE SHUFFLEは主演だけでなく主題歌も担当することが決まっており、ジュノさんは「ぼくたちはやっぱりアーティストですから、主題曲を歌えることになったと聞いて超嬉しかったです、とっても嬉しかったです。早くその歌とこの映画をたくさんのみなさんにお見せしたいと思います。そして聴いてもらいたいと思います」と喜びいっぱいに語りました。
撮影中のひとコマ。婦人警官・横山を演じる武田梨奈さん(右)。隣は先輩刑事・澤田を演じる今野浩喜さん(※オフィシャル提供写真)
また、これまで「CD売上げランキング5位以内」や「CD売上げ枚数25000枚以上」などのミッションをクリアしてきたBEE SHUFFLEには、今回の映画でも「観客動員30000人以上」というミッションが課せられており、ジュノさんは「がんばるしかないですね。いい映画を撮っていただいて、そこからぼくたちも一生懸命活動して、もっとプロモーションしていきたいと思います」とミッションクリアに向けての気合はすでに充分な様子。
そして気合充分のBEE SHUFFLEを後押しするかのように、タカハタ監督は「武田さんのちょっとすごいシーンが何ヶ所か」と思わせぶりに語り、それを受けて武田さんも「キスシーンというものがありまして、たぶん私のファンの方はいままで観たことのないようなシーンも出てくるので」と告白。キスシーンの相手については武田さんが「このメンバーの誰かと」と語るのみで明らかにはしなかったものの、タカハタ監督曰く「洋画みたいな、ダイソン並みの吸引力の」濃厚なキスとなるようで、武田さんは「普段はアクション的な肉食は出しているんですけど、女性的な肉食も出すので」と、新たな一面を見せることを宣言しました。
武田さんはさらに「BEE SHUFFLEのみなさんの活動を見させていただいたんですけど、映画ではいままでのみなさんと全然キャラが違うのでそこは見どころですし、監督の演出が私がいままで経験したことのないような演出なんですね。カメラを回しながら監督が一緒にお芝居をしてくれるみたいな面白い演出なので、そこもどう編集されるかも楽しみです」と映画の見所をアピールしました。
撮影に向けての気合を体で表現する武田梨奈さんとBEE SHUFFLE、タカハタ監督。左より、ギュミンさん、シュウタさん、ジュノさん、武田さん、ミンスさん、ジュンさん、タカハタ監督
武田さんとBEE SHUFFLEに加え、俳優としての活躍も活発なお笑いコンビ・キングオブコメディの今野浩喜さんをはじめ、麻宮彩希さん、平田薫さん、椎名ももさん、小山莉奈さん、外岡えりかさん、三宅ひとみさん、田代さやかさん、藤原理恵さん、野添義弘さん、木下ほうかさん、山本浩司さんらバラエティに富んだキャストが出演する『原宿デニール』は2015年公開予定(製作・配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント)。
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