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映画初主演のDREAMING MONSTER「一層いいチームに」 『夢の続きをもう一度』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなったDREAMING MONSTERと監督。前列左より、手塚穂奈美さん、眞壁小百合さん、吉井渚沙さん、水口奈美さん。後列左より、土田準平監督、木下沙央里さん、藤方彩乃さん、松本優子さん
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 20歳以上のメンバーで結成された“大人系アイドルユニット”DREAMING MONSTERが映画初主演した『夢の続きをもう一度』が2月25日にイオンシネマ板橋で初日を迎え、DREAMING MONSTERのメンバーと土田準平監督が舞台あいさつをおこないました。

 DREAMING MONSTERのコンセプトをそのままタイトルにした『夢の続きをもう一度』は、小学生時代のある出来事がきっかけで疎遠になっていた親友同士が、友人たちの力を借りながら過去の約束を果たそうとする青春ストーリー。

 DREAMING MONSTERのメンバーも舞台あいさつの前に映画館での初上映を観客のみなさんと一緒に鑑賞しており、物語の中心となる役を演じた吉井渚沙さんは「演技は前に少しやったことがあるんですけどその分、不安も大きくて」と映画出演が決まったときを振り返りつつ「こうしてスクリーンに自分が映っているのを観てすごく嬉しいです。一緒に活動しているメンバーとこうして同じスクリーンに映れたこと、同じ作品に出られたことが、ほんとに私の中で一番の嬉しかったことですね。ありがとうございました」と、劇場のスクリーンで自分たちを観ての感想をコメント。
 手塚穂奈美さんは「映画が決まったとき、演技は未経験で“できるのかな?”という不安のほうが大きかったんですけど、とても楽しくできました。小学校(の校舎)で撮影をやったんですけど、小学生のときを思い出して学校のイベントみたいで楽しかったです」と振り返りました。

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吉井渚沙さん

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眞壁小百合さん

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水口奈美さん

 撮影がおこなわれたのは昨年の夏で、DREAMING MONSTERはライブなどアイドルの活動もおこないながらの撮影だったためスケジュールが厳しいことも多かったらしく、吉井さんはダンスサークルの合宿のシーンで「みんな疲れていたのもあって、本番中にみんなガチ寝をするんですよ(笑)」と、イビキをかくメンバーや、寝言を言い出すメンバーがいたことを暴露。
 イビキを暴露された藤方彩乃さんは「それも演技のうちですよ(笑)」と弁解し、吉井さんが「めっちゃビックリした(笑)」というほどはっきりした寝言を言ったという木下沙央里さんは、土田監督からも「けっこうしんみりしたシーンで、現場自体の空気も静かになっていたら急にみんなが笑いはじめて、空気変わっちゃったなって(笑)」と言われ「大きな声で言っちゃってすみません(笑)」と謝りました。

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手塚穂奈美さん

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木下沙央里さん

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藤方彩乃さん

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松本優子さん

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吉井渚沙さん(左から二人目)は木下沙央里さん(一番右)の寝言を暴露

 撮影は東京あきる野市でのオールロケでおこなわれており、眞壁小百合さんは「私はすっごい虫が嫌いなんですけど、緑の多いところで撮影があって、虫がすごく出てきたんですね。(撮影の)始めのほうはほんとに“虫ヤバい!”ってひっくり返るくらいだったんですけど、中盤くらいになってきたら“あ、虫。ヤッホー”って言うくらい強くなっていて、気づいたら成長していました(笑)」と、映画が意外な成長のきっかけとなったことを告白。
 また、藤方さんは「ほんとに忙しい中での撮影だったんですけど、ほんとに寝る間もなくて、お風呂に入れなかった日があって、何人か水道で髪を洗ったんですよ(笑)」、木下さんも「しかもライブが終わって撮影現場に直行したので、お風呂にどうしても入りたくて、汗を流したいといった結果ね(笑)」と、宿舎のお風呂が使える時間を過ぎるほど撮影が続いたというエピソードを紹介しました。

 そんな苦労も多い撮影だったようですが、松本優子さんは「映画の撮影ではあったんですけど、浴衣を来て花火をしたりとか、川で遊んだりとか、普段はできないことができて、メンバーみんなで楽しい想い出がたくさんできてよかったなって思います」と撮影の想い出を語り、リーダーの水口奈美さんは「アイドルとして活動しているのでメンバーのアイドルの顔しか見てこなかったんですけど、役に入ることでまた違ったみんなの一面を見ることができたのもそうですし、長い間メンバーやスタッフさんと一緒に撮影することで仲も深まって、より一層いいチームになったんじゃないかなと思います」と、撮影で得たものの大きさを挙げました。

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土田準平監督

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土田準平監督(一番左)はメンバーの撮影中のエピソードに笑顔

 舞台あいさつは、メンバーひとりひとりのファンのみなさんへのメッセージで締めくくられました。
「ほんとに私たちが映画に映って夢がかなった今日を一緒に過ごしてくださりありがとうございました。これからもDREAMING MONSTERをよろしくお願いします」(吉井渚沙さん)
「本日はこんなにたくさんの方に集まっていただき、映画を一緒に観られたことがすごく幸せで、嬉しいです。ありがとうございます。これからもDREAMING MONSTERをよろしくお願いします」(眞壁小百合さん)
「この映画のタイトル『夢の続きをもう一度』ということなんですけど、夢を追っている私たちに、そして夢を追っている方々に、この映画を通して大切なことを伝えられているんじゃないかなと思います。ひとつひとつに注目して何度も観ていただけたら嬉しいです」(水口奈美さん)
「本日はお集まりいただきありがとうございました。貴重な時間をここで過ごしていただいてほんとに幸せです。ありがとうございます」(手塚穂奈美さん)
「今日はこうして一緒に映画館で見ることができて嬉しく思っています。この映画はほんとに一度だけではなくて何回も観ることで味わい深いものになっていくと思うので、みなさんこの作品を今後もよろしくお願いします」(藤方彩乃さん)
「本日はお越しいただきありがとうございました。私たちも楽しみにしていた公開初日を一緒に迎えていただくことができて、一緒にこの映画館で過ごすことができて嬉しかったです。ありがとうございました」(木下沙央里さん)
「本日はお越しいただきありがとうございます。みなさんと一緒に映画を観られてとっても嬉しいです。今日から1週間上映されていますのでたくさん観てください」(松本優子さん)

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グループ名にちなんで「モンスターポーズ」のDREAMING MONSTER。前列左より、手塚穂奈美さん、眞壁小百合さん、吉井渚沙さん、水口奈美さん。後列左より、木下沙央里さん、藤方彩乃さん、松本優子さん
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 『クレヴァニ、愛のトンネル』などの脚本家・いしかわ彰さんが脚本を担当し、和地つかささん、斉藤祥太さんらが共演する『夢の続きをもう一度』は、2月25日(土)よりイオンシネマ板橋で1週間限定公開されるほか全国順次公開。
 3月3日(金)にもイオンシネマ板橋でDREAMING MONSTERメンバーによるトークイベントが開催されるほか、3月4日(土)には映画の舞台でありロケ地であるあきる野市に近いイオンシネマ日の出で1日限定上映されDREAMING MONSTERの舞台あいさつもおこなわれます。

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