8月にキネカ大森など東名阪で開催される「夏のホラー秘宝まつり2020」でプレミア上映される新作『メビウスの悪女 赤い部屋』の予告編が公開されました。
予告編が公開された『メビウスの悪女 赤い部屋』は、江戸川乱歩の小説「双生児」を、恋した男性を手に入れるため双子の姉を殺す妹が主人公のエロティックサスペンスへとアレンジした作品。
監督・脚本はこれまでも『D坂の殺人事件』(2015年)『屋根裏の散歩者』(2016年)など乱歩作品を映画化してきた窪田将治監督。グラビアの世界で活躍してきた清水楓さんが双子の姉妹を一人二役で演じて主演をつとめています。
予告編では、清水さんが演じる妹の“楓”と姉の彩のイメージの異なる姿や、 共演の川野直輝さんを相手に清水さんが初めて魅せる濡れ場の一端も映し出されます。
また、同作はキングレコードが江戸川乱歩の作品を原作に製作する新シリーズ「赤い部屋」の第1弾となっており、予告編でもz“赤い部屋”が思わせぶりに登場し、想像力をを刺激します。
また、同じくプレミア上映される韓国のオカルトミステリー『ワーニング その映画を見るな』(2019年/キム・ジンウォン監督)の予告編も公開されており「夏のホラー秘宝まつり2020」公式サイトで視聴可能。“最恐のホラー映画”を巡る物語である同作の予告編は「見るな」と言われるほどに観たくなる!
「夏のホラー秘宝まつり2020」では、予告編が公開された『メビウスの悪女 赤い部屋』『ワーニング その映画を見るな』に人気心霊ドキュメンタリーの最新作『怪談新耳袋Gメン2020』(佐藤周監督)を加えた3本の新作がプレミア上映。
さらに、イタリア・スペイン合作の伝説的作品『悪魔の墓場』(1974年/ホルヘ・グロウ監督)のリバイバル上映、“イタリアン・ホラー映画の父”マリオ・バーヴァの作品4作の特集上映と、旧作も奇跡的な作品がラインナップしています。
ホラー専門レーベル「ホラー秘宝」が2014年に初開催し、観客参加型ホラー映画祭として好評を得て今年で7回目を迎える「夏のホラー秘宝まつり2020」は、東京のキネカ大森で8月21日(金)より9月3日(木)まで2週間、名古屋のシネマスコーレでは今夏、大阪のシアターセブンでは8月22日(土)よりと、3都市の劇場で同時期に開催されます。
もちろん、投票でグランプリ作品を決める「ホラー総選挙」などの観客参加企画は今年も実施。いまだからこそ、日本の夏を「夏のホラー秘宝まつり2020」が盛り上げる!