新鋭・葉名恒星監督が平井亜門さんを主演に“新しい愛のカタチ”を描く『きみとまた』(8月18日公開)の予告編と新たな場面写真が解禁されました。
『きみとまた』平井亜門さん演じる主人公と伊藤早紀さん演じるヒロインの想いがにじむ予告編解禁
『愛うつつ』(2018年)『きみは愛せ』(2020年)と、インディーズ作品で注目を集めた1992年生まれの新鋭・葉名恒星(はな・こうせい)監督の商業デビュー作となる『きみとまた』は、葉名監督自身を投影した自主映画監督の青年が主人公。恋人に性欲を抱けず別れてしまった経験を持つ自主映画監督のまるおと、かつてのまるおの恋人でいまは夫とのセックスレスに悩むアキとの奇妙な関係を通して、葉名監督が前2作で描いてきた「愛しているがゆえにセックスをしない」というテーマをさらに突き詰め“新しい愛のカタチ”が描かれていきます。
『アルプススタンドのはしの方』(2020年/城定秀夫監督)でメインキャストをつとめて以降、主演作『神田川のふたり』(2021年/いまおかしんじ監督)『MOON and GOLDFISH』(2022年/飯塚冬酒監督)など出演作が次々と公開され、テレビドラマ「ガチ恋粘着獣」人気配信者役での怪演も話題となった平井亜門(ひらい・あもん)さんが主人公・まるおを演じ、自らの体験を映画にしようとする青年の姿を繊細に表現。
舞台やテレビドラマで活躍する女優・伊藤早紀さんが、まるおのかつての恋人で現在は夫とのセックスレスに悩み、再会したまるおにある相談を持ちかけるアキを演じます。
解禁された予告編は、ホワイトボードを前に佇むまるおの背中に続き、アキの衝撃的なセリフが。再会したまるおとアキの会話を中心に、まるおが、アキが、それぞれ抱えるものが浮き上がっていくような予告編となっています。
予告編と同時に解禁された新たな場面写真は、まるおとアキのほか、長村航希さんが演じるアキの夫、中山求一郎さんが演じるまるおの映画仲間、久保乃々花さんが演じる女優、丸純子さんが演じるまるおの職場の先輩、冨手麻妙さんが演じるアキの義妹、仁科亜季子さんが演じるアキの義母といった登場人物それぞれのカットに加え、映画作りに想いを巡らせるマルオの姿や、妊娠中の義妹とともにヨガをおこなうアキの姿などが映し出されています。
葉名監督が自らの経験をもとに、恋愛とセックスのカタチを問いかける問題作『きみとまた』は、8月18日金曜日よりシネマート新宿ほか全国順次公開されます。
『きみとまた』ストーリー
愛しているからセックスをしたくない。それが原因で別れた恋人アキを未だに忘れられないでいる自主映画監督のまるお。自身の体験を基に新作映画を撮ろうとするが脚本に行き詰ってしまう。なぜアキを抱けなかったのか。自らも答えを出せないと問いに向き合うためアキに会う決心をするまるお。一方のアキはサラリーマンの田頭と結婚しているが、子供は欲しいのにセックスレスの夫婦関係に悩んでいた。久しぶりに再会するまるおとアキ。まだアキの事を忘れられないまるおに対し、アキは別れ際に言う。「まるおの精子をください。」