ネットの投稿を伊原六花さんの主演で映画化した“都市伝説ホラー”『リゾートバイト』(10月20日公開/永江二朗監督)の公開を前に、投稿以来14年間謎だった投稿者が寄せたコメントが解禁! さらに映画のストーリーと場面写真も解禁となりました。
伊原六花さん主演のホラー『リゾートバイト』まさかのコメントとストーリー&場面写真が解禁!
『リゾートバイト』は、現在は閉鎖された怖い話投稿サイト「ホラーテラー」に2009年に投稿され、掲示板やまとめサイトによって拡散してネット怪談を代表する存在となった投稿の映画化。
ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」や連続テレビ小説「ブギウギ」など話題作への出演が続く伊原六花(いはら・りっか)さんが主演をつとめ、メガホンをとったのはやはりネット怪談を映画化してスマッシュヒットとなった『きさらぎ駅』(2022年)の永江二朗監督。アルバイトでリゾート地を訪れた大学生たちが体験する想像を絶する恐怖が描かれていきます。
映画化にあたり、原作投稿の持つ世界を表現するためには投稿者の協力が不可欠との考えから、製作サイドは長年にわたり謎とされていた投稿者との接触を試み、連絡を取ることに成功。永江監督をはじめ制作スタッフの映画化への想いに投稿者は映画化への協力を快諾し、このほど映画化への心境を綴ったコメントが解禁されました。
『リゾートバイト』原作投稿者:日向⻨さんコメント
あの投稿から14年の月日を経て、リゾートバイトが実写版として改めて息をすること、大変感慨深く受け止めています。なにより、昨今ネット上では無数の怖い話が蔓延る中、これほどまでにたくさんの方に読んでいただいていることに心から感謝しています。そのような形で生き続けてきたリゾートバイトに、今回永江監督をはじめとする製作スタッフの方の熱意と技術、唯一無二のキャストのみなさんの演技が加わり、文面だけでは補いきれない緊迫感と恐怖が生み出されています。あの、暗く先の見えない階段、その先に待ち受ける得体の知れない恐怖を、あなたも その目に焼き付けていただけると嬉しいです。
また、映画『リゾートバイト』は、これまでの情報から原作とは一部設定が変更されていることがうかがえたもののストーリー自体は伏せられていましたが、ついにストーリーと場面写真が同時に解禁。映画『リゾートバイト』の世界が、より輪郭を明確にしています。
『リゾートバイト』ストーリー
大学に通う内田桜(伊原六花)は引っ込み思案の性格でなかなか周りに溶けこめない生活を送っていた。幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)は、そんな桜を気分転換のために同じく幼馴染の華村希美(秋田汐梨)と共に、旅行を兼ねてとある島にある旅館のリゾートバイトに誘う。
桜たちが働くことになった旅館は夫婦とフリーターの岩崎で営んでいたが、旅館の主人・健介(坪内守)が足を怪我したことで急遽桜たちをバイトとして雇ったのだった。本格的なシーズン前でもあり、十分な休憩時間があった桜たちはリゾート地を楽しむことができ、その中で桜も自然と笑顔を取り戻してゆく。そんなある日、桜は女将の真樹子(佐伯日菜子)が毎晩、深夜にひっそりと廊下を歩き、食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。それから数日後、朝食時にフリーターの岩崎(松浦祐也)から桜たちは“この旅館にある秘密の扉”を探す肝試しを提案される。
この誘いが後戻りできない恐怖体験の始まりだった。
主演の伊原六花さんをはじめ、桜の幼馴染み・真中聡を『追憶ジャーニー』(2022年/谷健二監督)主演などの藤原大祐(ふじわら・たいゆ)さん、同じく桜の幼馴染み・華村希美に『惡の華』(2019年/井口昇監督)などの秋田汐梨(あきた・しおり)さん、フリーターの岩崎に『岬の兄妹』(2018年/片山慎三監督)主演の松浦祐也さん、桜たちのバイト先の旅館の主人・健介に『きさらぎ駅』ほか永江二朗監督作品にたびたび出演している坪内守さん、旅館の女将・真樹子に『らせん』(1998年/飯田譲治監督)など多くのホラー作品に出演し“ホラー・クイーン”の異名を持つ佐伯日菜子さん、さらに三谷幸喜作品に欠かせない存在の梶原善さんと、若手からベテランまで充実のキャストが揃った『リゾートバイト』。
解禁された場面写真は、桜と聡、希美の3人がリゾート地で楽しむ姿や、そこから一転、怯える桜の表情や、階段の先に立つ怪しい影など、物語の大きなうねりを感じさせるカットが揃い、登場人物たちがどんな物語を紡ぐのか、期待が高まります。
“都市伝説ホラー”の集大成『リゾートバイト』は、10月20日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほか全国劇場公開されます。