日本映画専門情報サイト:fjmovie.com

fjmovie.comトップページニュース一覧>下北沢を舞台に若者たちの8年間を描いた玉木慧監督初長編『あとがき』好評により上映延長決定

下北沢を舞台に若者たちの8年間を描いた玉木慧監督初長編『あとがき』好評により上映延長決定

※本記事掲載後、シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』での上映が3月28日まで再延長されました(3月18日更新)

 3月1日より東京のシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で上映されている玉木慧監督の初長編で猪征大さん、遠藤史也さん、向里祐香さんらが出演する青春映画『あとがき』が、好評により3月21日まで延長上映されることが発表されました。

記事写真

『あとがき』イメージ画像

 『あとがき』は、ショートフィルム『僕とぼくのカノジョ』(2021年)がさぬき映画祭2021ショートムービーコンペティションでグランプリを受賞するなど注目を集める新鋭・玉木慧(たまき・けい)監督の長編デビュー作。
 玉木監督の友人である「路上で一人芝居をする俳優」と「吃音を持つバンドマン」をモデルにした実話に基づく物語で、路上で一人芝居をする俳優・染井春太と吃音を持つバンドマン・レオ、ふたりの青年の8年間をカルチャーの発信地・下北沢を舞台に描いた青春映画となっています。

 『to...』(2022年/塩野峻平監督)『Sappy』(2022年/上田修生監督)など若手監督の作品で主演をつとめる猪征大(いの・ゆきひろ)さんが春太を演じて主演をつとめ、レオ役には『甲州街道から愛を込めて』(2022年/いまおかしんじ監督)『アリスの住人』(2021年/澤佳一郎監督)などの遠藤史也さん、ヒロインの向田日向役には『福田村事件』(2023年/森達也監督)『愛なのに』(2022年/城定秀夫監督)などの向里祐香(こうり・ゆうか)さん。。
 さらに、橘花征志郎さん、松本ししまるさん、尾台彩香さん、山田キヌヲさん、大高洋子さん、木村知貴さん、髙橋雄祐さん、細井学さん、山本桂次さんら、若手からベテランまで、多彩なキャストが顔を揃えています。

【『あとがき』予告編】

 3月1日より、映画の舞台・下北沢にあるシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で上映が始まった『あとがき』は、初日から3日連続で満席になるなど盛況が続いており、好評を受けて当初2週間を予定していた上映期間の延長が決定。3月21日木曜日まで同劇場で上映されます。
 また、東京以外でも、静岡県のシネマイーラと島根県の松江東宝5で3月22日金曜日より、大阪府の扇町キネマと栃木県の宇都宮ヒカリ座で3月29日金曜日より、それぞれ公開が決定しています。

 公式サイトや公式SNSでも最新の情報を発信中。新人監督と気鋭の俳優陣が下北沢を舞台に若者の青春を描『あとがき』の今後の展開にも注目です。

『あとがき』公開スケジュール

記事写真
記事写真
記事写真
記事写真
記事写真
記事写真

『あとがき』場面写真

『あとがき』あらすじ

春太は居酒屋でアルバイトをしながら役者を目指しているが、来る仕事はエキストラばかり。ある日、路上で一人芝居をしている途中に出会ったアニキと東京・下北沢にあるバーを訪れる。そこで吃音のアーティスト、レオと出会う。レオはアメリカから帰ってきたばかりで家が無く、気付けば春太の家に住み着くようになる。目指すものは違うが、お互い夢を追う者として気付けばかけがえのない存在となって いく。そして2人はある約束を交わし、お互い約束を果たす為に日々努力する。しかし次第に春太を取り巻く環境に変化が訪れ、春太の夢に対する気持ちも揺らいでいく、いつまでも変わらないと思っていた、偶然出会った若者2人の出会いからそれぞれの人生の選択を描いた8年間を描く。
ポスター

あとがき

  • 猪征大 遠藤史也
    向里祐香 橘花征志郎 松本ししまる 尾台彩香 山田キヌヲ
    大高洋子 木村知貴 髙橋雄祐 細井学 山本桂次

  • 監督:玉木慧
  • 脚本:佐藤寿洋/玉木慧
  • 撮影:守屋良彦
  • 照明:齋藤正貴
  • 録音:竹内勝一郎
  • 編集:玉木慧
  • 助監督:中根克/島田龍
  • スタイリスト:ミナミマリィ
  • ヘアメイク:塚原ひろの
  • 吃音監修:矢田康人
  • ビジュアルデザイン:髙橋桃季
  • プロデューサー:槇原啓右

  • 製作・配給:TeamDylan

2024年3月1日(金) シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』ほか 全国順次公開

スポンサーリンク