木村聡志監督の最新作で今森茉耶さんらミスマガジン２０２３受賞者が出演する来春公開予定の映画『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』で、ＢＭＳＧ所属の18歳・日穏（KANON）さんが主演をつとめることが発表されました。

　『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』は、初長編監督作『恋愛依存症の女』（２０１８年）がインディーズながら大きな話題となり、『階段の先には踊り場がある』（２０２１年）で商業監督デビュー、今年２０２４年は『違う惑星の変な恋人』と『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』と２本の長編が公開されている新鋭・木村聡志監督の最新作。
　ちょっと変わった高校生男子・代々木ジョニーが、スカッシュ部部員たち６人の女の子と屁理屈な会話を重ねていく恋愛群像劇となっています。

　ミスマガジン２０２１受賞者出演の『グリーンバレット』（２０２２年／阪元裕吾監督）、ミスマガジン２０２２受賞者出演の『さよならエリュマントス』（２０２３年／大野大輔監督）に続くミスマガジン受賞者が出演する映画企画プロジェクトの最新作でもあり、製作発表とともに今森茉耶さん、松田実桜さん、西尾希美さん、一ノ瀬瑠菜さん、加藤綾乃さん、吉井しえるさんのミスマガジン２０２３受賞者６人が出演することが発表されていましたが、このほ「後日発表」として伏せられていた主演を、日穏（KANON）さんがつとめることが発表されました。

　日穏（KANON）さんは、アーティスト・SKY-HIさんが代表をつとめ人気ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTをはじめとするグループやアーティストが所属するＢＭＳＧ所属18歳・高校３年生。
　オーディションドキュメンタリー「MISSION×2」（ミッション・ミッション）に参加し、現在は楽曲リリース、ライブ出演、番組出演など多岐にわたる活動を見せています。
　日穏（KANON）さんは『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』が映画初出演にして初主演。主演発表にあたり、日穏（KANON）さんは次のようにコメントを発表。また、同時にテキストと異なる内容の動画コメントも公開！　動画コメントでは、日穏（KANON）さんの魅力的な低音ボイスに触れられます。

主演（代々木ジョニー役）：日穏（KANON）さんコメント

主演の代々木ジョニー役を務めさせていただく日穏です。
最初に台本を読んだ時から、自分の性格に似ている部分が多々あり、すごく親近感を覚えました。
セリフ量の多さに少し困惑しておりますが、ベストを尽くして良い作品作りに貢献できればいいなと思います。
また、共演者の皆様とも仲を深めて楽しい雰囲気で本読みをできているので、撮影はとても緊張もしますが楽しみです！
初作品、初主演という光栄な機会をいただけたことに感謝を持ちながら一生懸命演じさせていただきます。

　日穏（KANON）さんの動画コメントにもあったように、製作支援のクラウドファンディングが、８月30日金曜日23時59分まで実施中。
　クラウドファンディングのリターンには、キャストのサイン入りグッズや来年１月開催予定の完成披露試写会参加権などが用意されています。

　また、映画『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』（２０２３年／横井健司監督）やテレビドラマ・舞台などで活躍する高橋璃央さんの出演も発表されています。

　新鋭監督と、映画初出演者も多いフレッシュな若手キャストが送る『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』は、２０２４年８月中に撮影を完了し、２０２５年春の公開を予定しています。

『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』作品概要

ちょっと変わった高校生男子・代々木ジョニーは、気の強い今カノを怒らせてしまったり、スカッシュ部のクセ強メンバーたちと部室でずっと喋っていたり、引きこもり生活中の幼なじみに会ったり、マイペースな放課後を送っている。しかし、スカッシュ部の熱血新人部員の入部によりちゃんと練習するようになり、ワケありで田舎から東京に来て近所の古本屋のバイトとして働いている女の子と出会い、惹かれ合ったり。恋愛に友情に部活に、少しずつジョニーの日常は変化していく。そんな中、スカッシュ部の団体戦の日が近づいて来て…。