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作品スチール

オードリー

監督:勝又悠
出演:笠原美香 梶原ひかり 暮浩平 ほか

2012年6月9日(土)より新宿K's cinema、小田原コロナワールドにて公開

2010年/カラー/ビデオ/67分

イントロダクション

作品スチール

 文化祭を前にどこかいつもと違って見える校舎。他愛もない会話の中で知る友達の気持ち。そして、ずっと前から気になっている同級生――。そんな誰もが持っている記憶をそっと呼び覚ますような、眩しくて切ない青春映画が誕生した。劇場デビュー作の中編『はい!もしもし、大塚薬局ですが』で注目を集めた新鋭監督・勝又悠が贈る『オードリー』だ。
 主人公は、高校3年生の優子。親友の絵里が同級生の遠山に恋をした。絵里の頼みで、優子は遠山をリサーチするため文化祭までの“期間限定”で遠山とつきあうことになった。優子も前から遠山を好きだったことは隠したままで……。
 優子を演じるのは『はい!もしもし、大塚薬局ですが』に続いて勝又作品への出演となる笠原美香。撮影当時に役の設定と同じ高校3年生だった笠原は、恋してるときの輝きや、戸惑い揺れる気持ちを見事に表現。優子というキャラクターを魅力的に映画の中に息づかせてみせた。
 優子の親友で同じ相手を好きになる絵里役は『パークアンドラブホテル』『冷たい熱帯魚』などの若手女優・梶原ひかり。優子と絵里が恋する男子・遠山には本作が映画初出演となる新人・暮浩平。優子と絵里の友人・志保にはやはり映画初出演の小田島渚。演じる役と同年代の若いキャストたちが交わすふとした言葉のやりとりやさりげない仕草が、リアリティのある“特別ではない高校生たちの日常”を感じさせる。
 まるでいつまでも続くかのように思える毎日。でも、いつか“その日”がやってくることはわかっている。何気なく過ぎ去っていく時間の中にあるキラキラした一瞬を『オードリー』は封じ込める。

ストーリー

作品スチール

 大森優子(笠原美香)は高校3年生。そろそろ進路を決めなければいけない時期だが、友達の石塚絵里(梶原ひかり)と小浜志保(小田島渚)と3人、お喋りをしたり夜まで遊んだり、毎日を楽しく過ごしている。
 学校では文化祭が近づいており、同級生の遠山健太(暮浩平)は、文化祭のメイキングを作るためにビデオカメラでみんなの様子を撮影していた。
 絵里は、そんな遠山のことが気になりはじめたようで「文化祭で告っちゃおうかな」と言い出した。そして「告白には準備が大事」だと、優子に思いもよらぬ頼みごとをしてくる。文化祭まで遠山とつきあって、遠山の好みをリサーチしてほしいというのだ。
 実は、優子も前から遠山のことが好きだった。だが、そのことを絵里や志保に明かすこともできず、絵里の頼みを引き受けてしまう。
 遠山を学校の屋上に連れ出して“告白”して、優子と遠山はつきあいはじめた。それが“期間限定”なことは、優子と絵里、志保だけが知っている……。
 つきあいながら、さりげなく絵里のことをどう思うか遠山の気持ちを探る優子。優子の話を聞きながら「マジになったりしないでね」と笑う絵里。
 文化祭の日は、1日、また1日と近づいてくる……。

キャスト

  • 笠原美香
  • 梶原ひかり
  • 暮浩平

  • 小田島渚
  • 水野祐樹
  • 上村公臣代
  • 真砂豪
  • 葛上昇悟

スタッフ

  • 脚本・監督:勝又悠

  • プロデューサー:河島嘉仁 撮影:勝又悠
  • 照明:高橋亮
  • 録音:今野斉
  • 助監督:副島正寛/村山裕典
  • スチール:福田晃弘
  • 美術:横山仁/佐々木啓
  • ヘアメイク:大原佐智/中村未希/寺沢ルミ
  • 制作進行:仲戸川みのり/後藤謙太/原田拓明/渡辺麗子

  • 音楽:rakira
  • エンディング曲:Say a Little Prayer「深愛」

  • 撮影協力:(財)グリーンふるさと振興機構/旧江戸崎西高校/いばらきフィルムコミッション
  • 衣装協力:SPOOKY
  • プロダクション協力:office48/エムズファクトリー/フェザーインターナショナル/one to one Agency/T1project/マルパソ事務所
  • 製作:STROBO RUSH

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