10月22日、今年で18回目を迎える東京国際映画祭（T!FF）が開幕しました。メイン会場である六本木ヒルズでは、けやき坂に２００メートルにわたってレッド・カーペットが設置され、上映作品の監督、出演者をはじめとする豪華ゲストが続々と登場。第18回T!FFの幕開けを華やかに彩りました。

特別招待作品『仮面ライダー THE FIRST』（11月５日全国ロードショー）出演の黄川田将也さん（左）と高野八誠さん（右）

日本映画・ある視点部門出品作『寝ずの番』の木村佳乃さん、マキノ雅彦（津川雅彦）監督、中井貴一さん（左より）

コンペティション部門出品作『雪に願うこと』の吹石一恵さん

特別招待作品『博士の愛した数式』の小泉堯史監督、斎藤隆成さん、深津絵里さん、寺尾聰さん（左より）

　バラエティに富んだ日本映画を紹介し、日本映画の現在を伝える「日本映画・ある視点」部門は、カンヌ国際映画祭、ニューヨーク映画祭で高い評価を得ており、今回が凱旋上映となる『カミュなんて知らない』（２００６年１月中旬、渋谷ユーロスペースほかにてロードショー）がオープニングを飾りました。
　上映前におこなわれた舞台あいさつでは、全米公開が決定したことが主演の柏原収史さんから発表され、まさに日本映画を世界に発信するT!FF「日本映画・ある視点」を象徴するオープニングとなりました。

『カミュなんて知らない』舞台あいさつをおこなった本田博太郎さん、前田愛さん、柏原収史さん、吉川ひなのさん、中泉英雄さん、柳町光男監督（左より）

　第18回東京国際映画祭は、六本木・六本木ヒルズと渋谷・Bunkamuraをメイン会場に、10月30日(日)まで開催されます。